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院長の臨床メモcolumn

2011.10.13

歯の大切さ

今日、介護認定会議に行ってきました。

介護認定を始めて3年目になりますが、全く関心のなかった介護に携わることで随分と医療にも幅が広くなりました。

その中で歯が悪くて、食べれなくて、栄養不良になる高齢者の方がいました。

認知症もないのに、歯がきっかけで調子を崩される。

ひょっとしたら結構いらっしゃるのかもしれません。

透析患者さんは虫歯や歯槽膿漏(歯周病)が多いといわれています。

唾液が少ないことが一つの原因のようです。

唾液が少ないため口腔内を洗い流せず、細菌やプラークがたまりやすいためです。

虫歯や歯周病は噛む力を弱めてしまいます。

唾液を出すには①舌トレーニング、②唾液腺マッサージがあるようです。

①は舌を出して、上下左右運動をします。

②は指で耳の下や顎の舌をマッサージします。

歯というのはおろそかにしがちですが、健康の第一歩です。

歯にも十分気をつけなければなりません。

人は食べることが基本です。

噛んで食べること。

噛んでいいことは多々あります。

特に認知症予防とがん予防というのが重要です。

ライオンのホームページにも載っていました。

http://www.lion.co.jp/ja/life/oral/role/02.htm

アンチエイジング(老化対策)の中でも意外と歯の管理は重要になってくると感じました。