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院長の臨床メモcolumn

2012.01.14

どのような運動がいいのだろうか?

以前から透析患者さんの運動をどういう風に進めていこうか考えています。

基本的には自宅で体操、散歩、トレーニング、ストレッチということになりますが、具体的なものがなかなか見つかりません。

スポーツ選手のようなハードトレーニングではなくて、高齢者に対して。

元気に長生きを強く考えているのでその中で運動は必須です。

運動をすることによってけが、認知症、寝たきりになってほしくないのです。

一旦介護が必要となった場合、男性で6年、女性で8年間、介護が必要な状態が続くようです。

そうなんです。そのような寝たきりを予防するためのソフトなトレーニングが必要なのです。

そのためには身体を支えている筋肉を理解しなければなりません。

筋肉を理解することによっていい体操あるいはトレーニング方法が見つかると思います。

筋肉は30歳代から減少し、70歳には20歳代の約半分になります。

運動により認知症を予防し、衰弱を予防し、精神的うつも予防してくれます。

透析患者さんにも合う運動方法。。。

まず「スロートレーニング」で有名な石井直方先生の本を読んでいきたいと思っています。