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院長の臨床メモcolumn

2012.05.17

透析中の痛みに対して~当院の取り組み

透析中は除水や血圧低下によって弱っている部分の筋肉が収縮してしまい、血流不足になって、硬くなります。

筋肉が硬くなる(硬結)になると「痛み」が走ります。

それを通り越すと「こむら返り」になります。

もともと、肩の痛み、背中の痛み、腰の痛みがある方は多いです。

このような方が除水や血圧低下があると耐え難い痛みになります。

当院はこのような方に対して。。。

①透析前内服:リリカ25mg+ノイロトロピン2T

②患部へのホットパック(リハビリ用の筋肉を温めるものです)

③透析前あるいは透析後のトリガーポイント注射を行っています。

もちろんこれがすべてではありません。

場合によってはこむら返り予防の方にツムラ芍薬甘草湯を内服。

今後、漢方的に体質に合えば五苓散の透析前投与も考えています。

薬物投与は色んな方法があります。

リリカやノイロトロピンもそのうちの一つです。

ノイロトロピンは心配いりませんが、リリカは透析患者さんでは用量の減量が必要です。

また嘔気とふらつきには注意するよう伝えています。(ない方の方が多いですが)
しかし、最近発売されたトラムセットという薬剤は透析患者さんでは禁忌となっているので要注意です。

ノルスパンテープという貼り薬も発売されていますが、まだ使ったことはありません。

あとは介護サービス(訪問リハなど)の利用で効果はさらにアップすると思います。