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2012年5月26日 土曜日

どれくらいの運動の強さが必要なのか?

透析中トレーニングを始める目的としてはまずは運動不足を解消していくこと。

また患者さんに自信を持って頂くこと。

運動するとメンタル的には良くなり、活動度は増えます。

ですからトレーニングの当初の目的は運動を始めることです。

しかし、いつか効果を求める時期になってくると思います。

そうなると運動の強さ(運動強度)の設定が必要になります。

つまり、どれくらい運動したらいいのか?

有酸素運動と無酸素運動があります。

無酸素運動は酸素が不足するので、エネルギー不足になり乳酸がどんどん産生されます。

透析中のサイクリングで無酸素運動は危険です。

この無酸素運動と有酸素運動との境界をAT(乳酸閾値)といいます。

このATは心配運動負荷試験(CPX)で測定できます。

マスクをしながら自転車をこいでいくわけですが、この装置はとても効果です。

基本的にはない施設がほとんどです。

では何を参考にするか?

Borg指数というものがあります。(下記図)

この13がATレベルですので、患者さんの感想から「ややきつい」ところで少なくとも止めておかなければなりません。

あと数値としての目安ですが

①安静時心拍数+30回/分以下まで

②心拍数×収縮期血圧=2万以下まで

などが運動強度(上限)の目安になります。

当院ではまだまだそのレベルには達してはいません。

表8.自覚的運動強度(Borg指数)

/blog.ameba.jp/ucs/img/mine/yajirusi.gif

20
 
症候限界時

19
非常にきつい(very,very hard)
 

18
 

17
かなりきつい(very hard)

16
 

15
きつい(hard)

14
 

13
ややきつい(somewhat hard)
ATレベル

12
 

11
楽である(fairly light)

10
 
 

9
かなり楽である(very light)

8
 

7
非常に楽である(very,very light)

6
 
安静時

文献*(7)
-表1より改変引用

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