院長の診療日記

2012年8月 3日 金曜日

最近、痛みによくつかわれるリリカ。透析患者さんへの使い方は要注意。~糖尿病やヘルペスや慢性腰痛

2年前にリリカという痛み止めが発売されました。

このブログでも何度か取り上げています。

腰痛などの痛みは侵害障害性疼痛に分けられ、糖尿病による足の痛みやヘルペスによる痛みは神経障害性疼痛に分けられます。

リリカはこの神経障害性疼痛に効果を発揮します。

糖尿病やヘルペスや透析でいうと手根管症候群はこの痛みの範疇に入ります。

痛みとしては「電気が走る様な痛み」、「触れただけで痛い(アロディア)」、「焼けるような感じがする」など訴える方が多いです。

これまで結構使ってきましたが、実際よく効く印象を持っています。

注意点は初期内服量を注意すること!!

通常は開始量は75mg×2回あるいは50mg×3回/日。

しかし、透析患者さんの場合は25mgあるいは50mg×1回/日。

全く量が異なります。

リリカは色んな診療科で使用されます。

透析科や腎臓科の先生は間違えることはないと思いますが、他科の先生は間違える可能性があります。

透析患者さんが通常量を飲んでしまうとめまい、ふらつき、眠気が出現します。

2,3日飲むだけですぐに副作用が出てしまいます。

これは本当に要注意です。

よく使用されている割に、透析患者さんの適正量が知られていない薬剤の一つと思います。

私は安全性から考えると25mgを1日1回から開始し、副作用を見ながら1週間ごと25mgずつ開始し、75mgを最高用量にした方がいいと思います。

糖尿病やヘルペス以外にも神経障害性疼痛を伴う慢性腰痛にも使われることがあります。

効果は高いですが、要注意です。

投稿者 きたうらクリニック | コメント(0) | トラックバック(0)

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