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院長の臨床メモcolumn

2012.12.22

顕修会すずらん病院・顕修会クリニックの皆様ありがとうございました。

すずらん病院顕修会クリニックの皆様お世話になりました。

本日5年9カ月勤務した顕修会すずらん病院と顕修会クリニックを退職しました。

すずらん病院透析センター長として赴任し、入院患者さんだけではなく外来患者さんに対しても幅広く透析医療をしていきました。

徐々に患者数が増加に伴いベッド数を増やしていきましたが問題となってきたのは外来患者さんの透析環境にありました。

入院できる透析施設はいざという時に非常に役立ちますが、問題点が出てきました。

それは透析室に重症の透析患者さんが入室することです。静寂を保つことができませんし、モニターなどの電子音も絶えず聞こえてきます。一番問題なのは透析患者さんの気持ちでした。

今まで一緒に透析していた方が入院して悪くなっている様子を目の当たりにするのは非常につらいものであり不安になるものです。

そこで入院透析と外来透析をわけるということを目的に3年4か月前に顕修会クリニックがすずらん病院の門前クリニックとして立ち上がりました。

クリニックの管理医師として任され、患者さんの診療はもとより責任者としてスタッフの教育や労務関係にも携わってきました。

勤務医では経験できないことを体験し充実した日々でした。周りの医師やスッタフに温かく見守られてきました。医師一人では何もできないことも強く実感し、スタッフの重要性を感じました。患者さんの態度は医療従事者の鏡であることも気づきました。

本日午後から各部署に挨拶を行い、皆さんにこれ以上ない温かい激励を頂きました。

院長からもお花とお言葉を頂きました。

患者さんにも激励のお言葉を頂きました。

中には息子を送り出す母親のような方もいらっしゃいました。

なんと表現していいかわかないくらい温かい気持ちになりました。

あらためていい仲間・患者さんと接してきたことを実感しました。

本当に皆さんには感謝しています。

こんなに慕われてやめていけるなんて幸せ者だと思います。

皆さんがいたからこそここまでやってきました。
 

すでに新たなスタートを切っています。

後悔は全くなく毎日常に前を向いています。

これから始まるクリニックの新しい仲間もできました。患者さんもいます。

ただ、お世話になったすずらん病院や顕修会クリニックの先生・スタッフ・患者さんとはどこかでつながりを持つことになるでしょうね。

みなさん、5年9カ月の間本当に有難うございました。お互い頑張っていきましょうね。

それ以外にも感謝状や空気清浄機やお菓子などもたくさん頂きました。

本当にお世話になりました。