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院長の臨床メモcolumn

2013.01.14

今年のインフルエンザ感染

昨年11月以降にインフルエンザワクチンを打っていますが、前院の透析患者さんですでに2名の患者さんがインフルエンザに罹患しました。

お二方ともにインフルエンザワクチンを打っておりました。

またお二人ともにA型でした。

現在日本では1県で警報レベル、15都道府県で注意報レベルの感染状況となっています。

厚労省の報告ではまだ兵庫県は注意報レベルにはなっていませんでした。

現在のところ流行しているタイプはインフルエンザA型香港型で例年と同じようです。

インフルエンザワクチンは新型インフルエンザの際には小児を中心に非常に有効でしたが、それ以外はやはり有効性は決して高いものではないのかもしれません。

患者さんからすると「せっかくワクチンを打ったのになってしまったんだから何のために打ったかわからない」と思ってしまいます。

ワクチンを打った方が打たないより罹患した時も症状がましという話もあります。

打つ方がいいのか、打たない方がいいのかとなると厚労省が進めており、毎年多くの方が打たれている唯一のワクチンだけに打った方がいいという話にはなると思います。