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院長の臨床メモcolumn

2013.07.06

風疹ワクチンがない!

当院には毎日のように風疹ワクチン、あるいは風疹麻疹ワクチンの問い合わせが来ます。

助成金が始まる前の6月までは、まだ在庫があったのですが、7月に入って助成金制度が始まってから一切在庫がなくなりました。

しかも卸会社にもワクチンの在庫がないようです。

「秋まで無理です。。。。」

卸会社に文句を言ってもどうしようもありません。

困っているのは我々以上にワクチンを接種したいという方々でしょう。

妊娠したい方、そのご家族。

一体、いつになったら手に入るのだろう?

子供はほしいのに、ワクチンができない。

もしワクチンを打たずに妊娠して、子供が風疹になったらどうしよう。

すごく不安だと思います。

子供さんを持つご家族も不安だと思います。

いままで当たり前のように打っていた、風疹ワクチン、風疹麻疹ワクチンは十分あるのか?

小児科では十分に確保できているのか?

ワクチン不足は目に見えていたと思います。

これだけ大きな問題になるのですから、それだけ多くの人がかかわっているでしょう。

まず、抗体検査をもっと強く勧めるべきであったと思います。

記憶にないし、証拠もないけど、風疹抗体を持っている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?

お子さん、そのご両親、妊娠を希望されている女性、そのご家族はとても不安に感じていると思います。

国にはその状況が見えているのでしょうか?