院長の診療日記

2013年9月 6日 金曜日

レグパラによる副作用対策(消化器症状)

レグパラはインタクトPTHを下げてくれるいい薬だと思います。



カルシウムを上げることなく、PTHをよく下げるので非常に評価し、副甲状腺ホルモンを低下する治療の幅ができたことは間違いありません。

しかし、問題は副作用です。

副作用が出現する方の多くに、「胃の調子が悪くなる」という訴えがあります。

飲むと効果は確実にあるのですが、飲むと胃がつらい。。。。。

やめるにやめれない状態です。

原因はレグパラによって「胃の排泄が低下する」ためです。

以前は胃酸が多くなるという話もありましたが、最近の報告では「胃排泄能が低下するために副作用が出る」とレポートされています。

改善策として

・ナウゼリン、プリンペラン、ガスモチンなどの胃排泄促進剤を内服する。

・胃に「食事」が入っていない眠前などに内服する。

・透析日後に内服する。→理由としては透析によって胃の動きがよくなり、その後
のほうが副作用が起こりにくいと言われています。

実際、ある報告では「透析日」と「透析のない日」では「透析のない日」のほうが副作用が多く出るといわれています。

毎日飲まないといけないのですが、中には「透析日のみに倍量内服する」ことでPTHのコントロールを良好にしたという報告もあります。

例えば、毎日レグパラ25㎎内服している方は透析日のみ50㎎内服するということです。

色んな対応策があると思います。

ご参考になればうれしいです。


投稿者 きたうらクリニック | コメント(0) | トラックバック(0)

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