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院長の臨床メモcolumn

2014.01.10

透析患者さんの心臓のマーカー

透析従事者にとって透析患者さんの心臓を把握することは非常に大切なことです。

血圧、脈拍、心臓エコー、胸部レントゲンなど。

血液検査でも心不全(心臓の状態)を把握する項目があります。

BNPという項目です。

BNPは心臓の状態が悪いほど上昇します。

BNPを下げるために透析条件や薬を調整することは非常に重要なことです。

最近ではBNPより正確に判断できるNT-pro-BNPという検査が良く行われるようになってきています。

正確なうえに、特殊スピッツも必要がないので非常に簡便な検査であるとも言えます。

BNPほどの歴史がない分、確立したデータの蓄積はこれからまだされていくと思いますが、BNPと同様高いほど良くないということは事実でしょう。

下記に透析患者さんとNT-Pro-BNPについてまとめている報告があったのでご参考にしてください。

この患者さん方は透析を始めたばっかりの透析導入患者さんです。

第1回目の透析前の血液データで、透析後ではないのでご注意くださいね。

注意点は患者さん毎によってデータは変わるので、あくまで同じ患者さんでどう変わっていくかを見ることが大切です。

Aさんであれば、Aさんのデータを半年ごとなど経過を追うということです。

透析従事者の方はご参考にしてください。

http://www.falco.co.jp/business/content/leaf/n022.pdf#search=’Iwasaki%2CM.+%EF%BC%882013%EF%BC%89.+Nephrology+18+%2C+497504′