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院長の臨床メモcolumn

2014.03.08

特定健診を終えて

今年度の特定健診の受診は2月末日で終了しました。

特定健診の結果を見て思ったのは「糖尿病」で基準値以上となった方が非常に多かった点です。

もっとも健診レベルですので。本来医療機関で検査する値に比べて非常に値が”厳しく”なっています。

たとえば、糖尿病でいうと

特定健診:正常範囲5.5%以下

医療機関:4.6-6.2%

特定健診では5.6%以上となると引っかかります。

即治療が必要というわけではなく、少し超えたくらいでは「保健指導」レベルですので、とりあえずの心配はいりません。

糖尿病が増えてきた現代では「早期発見」が非常に重要なのでしょう。

おそらく7-8割くらいの方で引っ掛かっていますが、将来にわたり糖尿病にならないようにするため、基準を厳しく、予防に努めていく必要があるということです。

「5.5%」をどう考えるかはそれぞれの考え方はあると思いますが、健診→予防という観点から私は賛成です。

予防と定期検査が必要です。

生活習慣病を予防することは「自分でできる病気予防」です。

該当される方はきちんと受けることをお勧めします。