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院長の臨床メモcolumn

2015.06.03

愛Pod計画

愛Pod計画は矢吹病院政金先生が2005年に考案された透析患者さんのための調査です。

愛を持って、患者さん(patient)の訴えに基づく(oriented)、透析(dialysis)のいう理念の頭文字をとり愛PODと名付けられました。

約10年たちますが、いまや透析従事者なら知らないものはいないと思うくらいに浸透しています。

私も以前から注目て言いますが、患者さんのために良く考えらえた質問項目ばかりで、練りに練った非常に臨床の現場にもあったスコアシートだと思います。

患者さんの訴え(かゆみ、痛みなど)を19項目にわたりスコア化しているので、患者さんが何に困っているかがわかります。

問診で抜けがちなものも愛POD質問票ではきちんと問診として含まれているので患者さんの把握にも有用です。

患者さんの訴えに医療があるという理念のもの考案されたのが伺えますね。

ちなみに読み方は「あいぽっど」です。

当院でも愛POD計画を本格化させていこうと思っています。