院長の診療日記

2015年7月10日 金曜日

透析での頭痛に五苓散は有効か?

透析後半、透析からの帰宅後に頭痛が起こる方がいらっしゃいます。

頭痛は水毒の一つの症状であり、体内の水分の分布が不均一、特に細胞内に水分がたまってくると発症しやすくなります。

五苓散は水毒の治療薬で、利水薬と呼ばれています。

五苓散はアクアポリンという細胞内外の水の移動を抑制します。

透析では浸透圧の変化とともに、細胞内外の動きが発症し、場合によっては細胞内液量が増加することがあります。

理屈上では五苓散が、その細胞内への水分の流入を抑えて、頭痛を抑えてくれる可能性があります。

五苓散は脳浮腫を抑えてくれる薬剤でもありますから、十分効果は期待できます。

五苓散1包で効いてくれればいいですが、透析という比較的短時間で変化する動きに1包で十分量なのかは疑問に思っています。

無効な場合は2包必要ではないかと思います。


投稿者 きたうらクリニック | コメント(0) | トラックバック(0)

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