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院長の臨床メモcolumn

2015.11.20

第1回透析室避難訓練

11月19日木曜日、透析終了後、スタッフのみの避難訓練を行いました。

地震が起こって想定で行われました。

スタッフ役、患者役など役割分担をされ実施しました。

地震発生後、スタッフは「揺れているときは自分の身を守れ。」の鉄則の下、かがむなどをして身を守り、揺れが収まってから、それぞれが、患者さんの状態の把握、機械室、コンソールの状態を把握し、安全の確認と透析継続可能の可否の判断を行いました。

訓練では、透析継続困難という設定であり、回収も不可能な状態を想定したため、そのまま抜針し、止血ベルトでスタッフと一緒に1回、駐車場までエレベータは使用不可ですので、徒歩で避難しました。

今回は徒歩の患者さんのみの設定ですが、車いすの患者さんもいらっしゃるため、今後の対策が必要と思われます。

今回の避難訓練は看護師長が主導となり、実施されました。

約5分間の避難訓練でしたが、私自身はじめての透析室避難訓練であり、小さな訓練ではありましたが、それでも訓練を実践したことで、いざというときの想定がしやすくなりました。

非常にいい経験となりました。

考えてみるだけではなく、訓練など実際に体を使って動いてみないと分からないということを改めて勉強しました。

本日、看護師長が避難訓練を総括し、反省点と今後どう生かしていくか、また今回を機に、災害対策マニュアルも作成していっています。