院長の診療日記

2016年1月 4日 月曜日

咽頭痛にPL顆粒を併用するか?

インフルエンザの流行はどこに?

毎年12月下旬からインフルエンザが流行しますが、暖冬の影響でまだ大流行の兆しはありません。

そのぶん、風邪が目立つような印象です。

咽頭痛、鼻水、咳、痰。。など

咽頭痛の患者さんには、まちがいなくツムラの桔梗湯を処方します。

のどの炎症の特効薬で、漢方の割に飲みやすいです。

甘いのもありますが、甘草と桔梗の2種類しか入っていないので、飲みやすくなっています。

ただ、桔梗湯だけではなかなか風邪はよくなりません。

やはりうがい【イソジンや時にアズノール】は必要です。

総合感冒薬であるPL顆粒、ぺレックス、ピーエイ錠をかぶせるかどうか?

なぜ、かぶせようとするか?

咽頭痛から咳に進行する感冒があるからです。

咳はつらく、時にせき込んで眠れないこともあります。

ですからはやめに炎症を抑えておいた方がいいのではと考えています。


鼻水、そくぞく感がある方はかぶせることが多いですが、そうでない人はどうしようと思うことがあります。

PL顆粒はサリチルアミド、アセトアミノフェン、無水カフェイン、プロメタジンが入っています。

鼻水といえば、PLという印象もありますが、このうち鼻水に関してはプロメタジンの抗アレルギー作用が功を奏し、鼻水を止めようとします。

それではのどの炎症には何が効くのか?

一番期待したいのはサリチルアミドです。

この物質は炎症の物質が産生されるのを抑えてくれるので、痛みや腫れを緩和してくれます。

咽頭痛の治療は基本的には「桔梗湯」+「うがい薬」ですが、炎症を抑えておきたいときはPLやピーエイを併用させます。

投稿者 きたうらクリニック | コメント(0) | トラックバック(0)

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