院長の診療日記

2017年5月10日 水曜日

HBVワクチンは再度接種する必要があるのか?

1年に1回全職員に健康診断をしています。

感染の危険性のあるスタッフには感染症のチェックも行います。

その中でHBs抗体も調べます。

この抗体がない場合はHBVに感染する可能性があるので、HBVワクチンを打つ必要があります。

この値が低い場合やいったん抗体があったのに消えてしまった場合はどうするのか?

基本的にはワクチンを再度打つ必要はないようです。

いったんHBs抗体を持つと、消失しても再度ワクチンを接種した場合、2-4週間後にはほぼ抗体が再度素早く産生されます。

仮にHBV感染をしたとしても、潜伏期が3か月くらいなので、

抗体を持っていた人はたとえその時に消えていても、潜伏期間中に素早く防御抗体であるHBs抗体が産生されるので必要ないということになります。

ですから基本的にいったん抗体を持った方に関してはたとえ消失しても、ブースター接種はしなくていいということになっています。

当院のスタッフは接種歴がある人は抗体陽性率が高く、私も学生時代に打ってから陽性が持続しています。

8年たったら60%くらいの方が抗体消失するとも言われていますが、そう考えると当院の抗体保有率は高いですね。

ただ、透析患者さんの場合は、いったん抗体が消失したら、再度ワクチンを打ったほうがいいといわれています。

理由としては抗体が産生されにくいのと、抗体反応が良くないからだそうです。




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