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院長の臨床メモcolumn

2017.12.19

ハイブリッドの抗アレルギー薬

ルパフィンという新しい抗アレルギー薬が発売されました。

ルパフィンという商品名で、通常の抗ヒスタミン作用に加えて、抗PAF(血小板活性化因子)作用が追加されました。

抗PAF作用が追加されることによって、鼻炎などで困っている患者さんの夜間の鼻閉の症状に効果が発揮されるようです。

抗PAF作用には抗ヒスタミン作用にない、炎症細胞の活性化を抑える作用があるため鼻閉にも効果があるようです。

効果発現は1時間以内で早いようですし、持続性もあります。

もちろん、従来の鼻水やくしゃみに効果があります。

ただし、眠気が来ることがあるので、眠前投与がいいかもしれません。