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院長の臨床メモcolumn

2018.12.05

夏の自然災害

今年は西日本で発生した地震以外の災害として、西日本豪雨があります。

1級河川である加古川も氾濫危険水域に達し、避難勧告が出され、街の様子が一変したことは記憶に新しいと思います。

その際、避難所の開設は行われ、一部の市民の方は避難されたと伺っております。

医療に関しては休診が必要とした医療機関もありますが、医療の継続性という点に関してはほとんど影響がなかったといえます。

しかし、この1級河川が氾濫したら、医療の継続はあっという間に崩れてしまうことは間違いありません。

薬を含めた医療資源の確保、医療スタッフの確保。

本来であれば、受付をし、保険証などからの本人の確認、その後診療し、支払いをしていただき、薬局に行っていただくというこの当たり前の流れが崩壊します。

保険証や、薬手帳が水没したなど患者様の被害により、普段やっている確認事項すら、不確実なものとなり混乱を招く事は容易に考えられます。

さらに透析に関しても水や電気などのライフラインが止まってしまうと透析ができないという大きな問題が生じます。

幸い、当地では自然災害はこの時期は少なくなります。

この災害が少ない秋から春の時にしっかりと来年度の災害対策を講じておきたいと思います