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院長の臨床メモcolumn

2018.12.20

プリンターの故障で

朝、突然、受付のプリンターの印刷ができなくなりした。

朝一番は動いていたのに、突然・・・。

「今から内科外来で処方箋印刷、明細書、領収書などたくさんの印刷が必要な時になるなんて。どうしよう。」という感じです。

速やかにプリンターの会社に連絡し、来ることになったのですが、来てもらって修理が完了するまでが問題です。

幸い、プリンター1台だけの故障であったために、印刷先を別の部屋のプリンターに設定して使用しました。

今回に関しては、これで事なきを得ましたが、実際、たった1台のプリンターの故障でも、普段の動線が大きく異なります。

用紙のサイズによってスムーズに印刷物が出ない時もありました。

患者さんを待たしてしまうという焦りもあります。

ふと、頭によぎったのが、停電した場合。

今年の災害で停電して電子カルテが使えなかったという話を聞きました。

プリンター1台でこのありさまなので、停電になったら混乱は想像を絶することでしょう。

地震の頻度は少ないかもしれませんが、台風による停電の可能性はどの地域でも起こり得ることは今年の台風21号で痛感しました。

領収書や明細書がなくても、薬がなくては患者さんは困ります。

電子カルテがない時代を思い出しながら、「電子カルテが止まってしまったら?」という設定で、受付から診察終了までをシミレーションし、記録や処方箋発行など最低でもできるような体制を考えておかなければなりません。