院長の診療日記

2019年7月 9日 火曜日

糖尿病性腎症腎重症化予防が本格化されてきています。

兵庫県では1年間に約1500人の方が新たに透析になっており、うち、約43%が糖尿病性腎症といわれています。

最近、糖尿病性腎症において、末期腎不全の進行、尿アルブミン抑制効果のあるSGLT-2阻害薬の報告がされてくるようになりました。

糖尿病性腎症腎重症化予防と偶然とはいえ、同時期の発表なので、糖尿病性腎症の進行抑制に期待されるものとともわれます。

カナグル®が使用されたCREDENCE試験では、

尿アルブミンが出現している糖尿病性腎症の患者さんを対象とした全世界的な臨床試験ですが、

注目点はGFR60未満が約60%含まれているということです。

つまり、ある程度進行した時点でカナグルを飲んだとしても腎症の進行が予防あるいは抑制できるかが注目されていました。

しかもARBをすでに内服されている報告で、これで有意な結果が出れば糖尿病治療は大きく変わるといえるような試験であったと思います。

この試験の結果は期待を裏切らず、末期腎不全の進行抑制、クレアチニン倍増の抑制、尿アルブミン量の減少など腎イベントを早期から抑制されていました。

今後、SGLT-2阻害薬の立ち位置は大きく変わり、10-20年後には糖尿病性腎症による透析導入は減少すると期待されています。

投稿者 きたうらクリニック | コメント(0) | トラックバック(0)

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