院長の診療日記

2019年10月15日 火曜日

同室者のインフルエンザ罹患時の対応

インフルエンザにより小学校に学級閉鎖が発生しています。

インフルエンザワクチン接種が始まりますが、すでに学級閉鎖とは心配な話です。

問題は集団感染です。

たとえば、高齢者施設ではどうするか?

予防投与すべきかどうか?

日本感染症学会の提言によると、

インフルエンザみたいな症状が二人以上発生し、そのうち一人でもインフルエンザ反応陽性であれば、予防的投与を前向きに投与するというように記されています。

予防的投与中にインフルエンザにり患した場合は、治療容量を使用します。

老人ホームの2階で、一人であれば様子を見ますが、二人以上かつ一人でも陽性であれば、

二階の利用者さんは全員予防感染するということです。

老人施設は接触が多いため、非常に感染しやすい状況となっており、感染が拡大する前に予防しなければなりません。

透析室では濃厚は接触がないため、全員に予防的投与は必要ないかもしれませんが、希望者や罹患患者さんの周囲は必要になるかもしれません。

暴露した職員はどうなるのか?

免疫不全でないかぎり、必須ではありません。

しかし、濃厚接触した場合、透析で言うと、穿刺、回収、受け持ちでしょうか、予防的投与は必要になるかもしれません。

施設により予防的投与の基準は異なると思いますが、一定のガイドラインは定めておいたほうがいいと考えます。


投稿者 きたうらクリニック | コメント(0) | トラックバック(0)

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