動脈硬化

2018年6月 9日 土曜日

パルモディアの効果は (中性脂肪を下げる薬)

日本人の中性脂肪達成率【150以下】は46-52%と言われています。

決して良好な数値とは言えません。

パルモディアは、

①肝臓でPPARαに作用することで肝臓での中性脂肪の分泌を抑制します。

②HDLコレステロールの増加作用もあります。

効果としては、中性脂肪達成率が60-70%と高く、投与前後で数値が40-46%低下するといわれています。

効果は4週後に速やかに低下し、その後さらに下がるというよりも維持される印象があります。

また、スタチンとの併用も可能で、75%胆汁排泄であることからも、フィブラートと比べて、軽度腎障害の方でも使いやすいことは非常に助かります。

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2018年5月26日 土曜日

CKDと脂質異常症の薬

CKDにおいて、日本ではnon-HDLが上昇すると動脈硬化のリスクが高くなります。

しかし、海外ではCKDステージが進行していくと、心血管病の危険性は減少するとも報告されています。

あと、スタチン(コレステロールを下げる薬)を飲んだ方がいいのかという点も大切な問題になります。

進行しているCKDの報告ではスタチンを飲んでも、心血管病のリスクが低下したという報告は乏しいようです。

よって、

慢性腎臓病の場合;スタチンやゼチーアを内服はまだいいと思います。

透析患者さんの場合:新たに投与しなくていい。

透析患者さんで、CKDの導入前から内服されている患者さんは?⇒中止する理由は明らかではないため、継続も可能

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2018年5月 9日 水曜日

PADスコア

透析患者さんでは足病変(足潰瘍や足壊疽)の発症する確率が高く、当院でも足のケアを看護師中心に行っています。

あるクリニックでPAD(末梢動脈疾患)スコアを確立したようなのでご紹介します。

多くの患者さんを診て、スコア化し、早く見つけて、必要であれば治療していくというものだと思います。

このスコアは、危険因子を10項目上げ、各項目に配点し、そのスコアが一定以上になると検査、あるいは専門医に紹介しましょうというスコアシートです。

(危険因子として)
・60歳以上
・透析歴10年以上
・糖尿病
・糖尿病性腎症が基礎疾患
・足の病変がある。
・足に無関心
・後脛骨動脈蝕知不可能
・足の冷感
・歩行時の痛み
・安静時の痛み

上記10項目があり、「無関心」というところも配点化されているのには、日常の悩みが隠されているようにも思えました。

関心のある方は早期発見につながりますが、無関心の方は発見した時には既に進行しているということもあり得ます。

これをスコア化したことは素晴らしいと思います。

また、このスコアは特殊検査は必要ではなく、どこの病院でもできる方法ということも素晴らしい点だと思います。

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2017年12月12日 火曜日

動脈硬化ガイドラインと尿酸

尿酸といえば痛風や結石をイメージすると思いますが、このたび2017年の動脈硬化性疾患予防ガイドラインでは新たに尿酸の記載が追記されました。

動脈硬化「予防」ということで非常に重要なガイドラインになります。

糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満も重要ですが、このたびステートメントとして高尿酸血症も動脈硬化性疾患の危険因子であると明記されております。

高尿酸血症自体が、脳卒中や心筋梗塞の危険因子になり得るということです。

また慢性腎臓病の発症や腎臓病の進行にも寄与しています。

それでは治療、つまり、尿酸を低下させることで動脈硬化性疾患を予防できるかどうか?

記載ではアロプリノールしかありませんでしたが、高用量アロプリノールで脳卒中や冠動脈疾患の発生を抑制できたと記されています。

治療レベルは尿酸8.0以上と記載されています。

動脈硬化予防となるとあの病気もあるし、この病気もあるし、薬もたくさん飲まないとということになりますが、まずは食事などご自身を見直すことも大切です。

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2017年6月19日 月曜日

コレステロールは食事で下がるのか?

これは議論があると思います。

食事で下がることもあれば下がらないこともあります。

コレステロールが多い食事をとると、体はバランスを整えようとし、肝臓でのコレステロールの合成を減らそうとします。

さらに、余分なコレステロールは胆汁酸となり体外に排泄させようとします。

しかし、、、

やはり体もすべて調整できるわけではありません。

食事が行き過ぎるとコレステロールは上昇します。

食事由来のコレステロールは全体の20%と言われており、残り80%は肝臓で生成される内因性コレステロールと言われています。

その20%といえども、食べすぎはいけません。

バター、ラード、生クリーム、洋菓子などの飽和脂肪酸、お菓子、マーガリン、揚げ物などのトランス脂肪酸。

実際、間食をやめてLDLコレステロールがかなり低下した患者さんもいらっしゃいます。

60歳以上の女性は下がりにくいかもしれませんが、上記のことを抑えることは動脈硬化伸展の予防にもなります。

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