漢方薬

2016年12月28日 水曜日

龍角散と桔梗湯

最近、のど風邪が流行っているせいか、龍角散のCMを見ます。

龍角散には桔梗 杏仁 セネガ 甘草 がはいっています。

桔梗はのどの炎症に良く使用され、桔梗湯という漢方薬もあります。

セネガはカタカナなんですが、せき止めや痰切れの効果があるようです。

杏仁は漢方の生薬で、せき止めとしてよく使用されています。

ですから、龍角散はのど痛み、せき止めとして有効と思われます。

ただ、桔梗湯と龍角散の桔梗の含有量がだいぶ違うという印象がありました(配合量は書きませんが)。

龍角散は処方で来て、桔梗湯は処方できますから、比較するのもどうかと自分でも思いますね。

こうやって比較すると桔梗はのど専門の漢方薬として有用と改めて思いました。

龍角散のように一つの薬で複数の効果が出る薬剤の強さも市販薬にはありますね。

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2016年10月12日 水曜日

麦門冬湯による風邪ひき後の咳の治療

久しぶりの漢方薬の話。

風邪ひいた後に咳だけ長引く人が多いですね。

ですから鼻水、のど痛みなど風邪を引いた段階で、たとえ、咳がなくても、うがいをしつこくするように説明しています。

そうしないと後で咳き込む方が多いからです。

実際咳き込んだら仕方ないので、

咳止めや痰切れや時に吸入薬を使いますが、

漢方薬も有用なことがあります。

特に乾いた咳、夜の咳、話しているときに息を吸い込むと咳が出るなどの時。

麦門冬湯を投与すると2日後にはだいぶ咳はマシになるようです。




また、下記のデータでは通常のせき止めより2日後には有意に咳がましになるようです。




ということはおおよそですが、麦門冬湯は2-3日して効果が乏しければやめて、効果がある人は継続すればとても恩恵のある薬といえるかもしれません。

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2015年7月27日 月曜日

冷えて下痢をする方に

梅雨明け以降、朝からかなり熱いですね。

最近、外来ではあつくて冷たいものを飲んだせいか、食あたりや下痢をする患者さんがちらほら。

そういう時に処方するのが、「胃苓湯」。

この季節、食あたりや冷たいものを飲んで下痢をしているかたによく処方します。

体は熱いけど、おなかを触ると冷たくて、おなかの調子が悪い方にも使います。

冷えておなかが痛くなる方にも効きます。

冬の冷えと夏の冷えは治療法が異なりますね。

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2014年4月26日 土曜日

透析患者さんの便秘(麻子仁丸の効果)

漢方薬に麻子仁丸という下剤があります。

子の漢方薬は尿や汗が多く出だりして、体内の水分量が減少し、便が固くなった方に使用します。

透析患者さんは腸内の水分が減少しているという報告もあり、便が固い方が多いです。

ですから麻子仁丸が透析患者さんの便秘に有効ではないかという風に言われています。

下記に漢方医学雑誌からの報告があり添付いたします。


比較的早期に便秘が改善しているのがよくわかります。

さらに別のスコアで「固い便」(左図)や「便が残っている感じ」(右図)のスコアも改善しています。



麻子仁丸は腸を潤しながら、胃腸の動きを促進させてくれる漢方薬です。

漢方薬を飲める透析患者さんには有効だと思います。

効くか、効かないかは2週間で判断すればいいと思います。

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2013年10月18日 金曜日

汗っかきの膝の痛い方に

汗をよくかく、70歳代の女性がいらっしゃいます。

以前から膝が痛くて困っておられました。

汗かきで、ややふっくら系の女性です。

ふゆでもあまり寒く感じないようです。

その分、夏はすごく汗をかくらしいですが。

そのような汗かきで膝の痛み女性には「防己黄耆湯」がよく効きます。

この患者さんも処方して1週間後にはすごくよくなったようで、喜んでおられました。

その後も内服を継続されています。

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