オンラインHDF

2014年10月17日 金曜日

もうすぐ神戸でHDF研究会があります。

毎年HDF研究会が開催され、今年は神戸市で開催されます。

○高齢者にオンラインHDFはいいのか?

○オンラインHDFとⅤ型HDの優劣

○アルブミンをどれだけ抜くべきか?

○将来的に合併症を抑制でき、生存率を日本人としても向上できるのか?

○ヘモダイアフィルターや補液量なども問題になってくると思います。

私としては血液透析、オンラインHDF,間欠補液透析を適切に選択し、患者ンここによって条件設定をしなければならないと思います。

そのなかでHDF研究会の資料は非常に参考になります。

オンラインHDFをはじめて1年9か月。

すべてオンラインHDFでカバーできるはずがありません。

オンラインHDFをやっていればそれでいいというはずがありません。

愁訴をとり、血圧低下を防ぎ、さらに将来的な合併症を予防する。

自分自身の知識を高め、自負して患者さんに治療を提供していかなければなりません。

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2014年4月 8日 火曜日

オンラインHDFの良さ

オンラインHDFをやってみて思うことは、透析処方の種類が増えたことにあります。

むずむず、かゆみ、関節痛など様々な自覚症状がありますが、その症状やデータに応じて透析膜だけではなく、補液量の増量を行うことができます。

通常の透析では透析膜の変更はできても、補液はないのでそれはできません。

その補液の調整をすることによりかゆみが軽減したり、ムズムズがなくなったりというのはすでに経験していますし、患者さんも喜んでおられます。

昨年発表されたオンラインHDFの前向き研究である「ESHOL研究」でもオンラインHDFの素晴らしさを証明する結果が出ていました。

生存率、心血管イベント、感染症の発症危険性ともすべてオンラインHDFのほうが、通常の透析をされている方よりもはるかにいい結果でした。

生存率が30%違うというのは驚きの結果であり、また感染症のリスクも55%低下するという結果も、オンラインHDFが栄養面や免疫の面でもメリットが高いことの裏返しだと考えています。

当院では基本的にオンラインHDFを行っています。

透析導入時期の方は通常のHDから始め、状態を見てからオンラインHDFに移行しております。

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2014年3月25日 火曜日

オンラインHDFの膜について

血液濾過透析の膜はおおきく、PS膜とPES膜とPEPA膜があります。

通常の透析よりは種類が断然少ないです。

血液濾過透析で当院では前希釈オンラインHDFをやっています。

オンラインHDFは透析の血圧低下を予防したり、かゆみを軽減したり、将来起こり得るアミロイドーシスの予防をしたりというメリットがたくさんあります。

2年前にきちんと保険適応になって、オンラインHDFを行っている施設も多いと思いますし、今後も増えてくると思います。

オンラインHDFをしたらいいというものではなく、きちんと患者さんにあった膜を選択する必要があります。

オンラインHDFをするにしても、ガンガン除去したらいいのか、普通でいいのか、マイルドでいいのか?

若くて栄養の言い方はガンガン引いたらいいのでよく抜ける膜(MFX-Uなど)を使ってもいいですね。

ご高齢の方はガンガン引くとアルブミンという栄養物質も抜けてしまうのでマイルドな膜がいいと思います。

マイルドでアルブミンの抜けが低い膜となるとTDF-MやMFX-Mとなります。

その間にABH-Pがきたり、TDF-Hがきたり、MFX-Sが来たりします。

昨年発売されたPEPA膜のGDFに関してはどちらかというとガンガンなほうなので若くて栄養状態が言い方にあっていると思います。

いろいろな情報を参考にしながらいい膜を選択していきたいと思います。

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2013年12月18日 水曜日

オンラインHDFの良さを実感

昨年の診療報酬から正式に認められたオンラインHDF.

当院では全台オンラインHDFをできるようにしています。

現状ではオンラインHDFができない施設はたくさんありますが、機会の入れ替えなどで数年以内にはオンラインHDFができる施設は当たり前になってくると思います。

当院に転院してきた患者さんでオンラインHDFに変更してからよく鳴ったと言われている患者さんがいらっしゃいます。

・透析後、いつも何だか独特のけだるさがあったんだけどそれがなくなった。

・血圧の低下もなくなった。

患者さんの実感がすべてです。

患者さんの実感は身体的にも精神的にもいい働きに結びつきます。

オンラインHDFをしてよかったというふうに実感しています。

オンラインHDFも薬と一緒で処方があり、色んなやり方があります。

あと、透析液もきれいにすることは当然必要です。

色んな見えない努力が患者さんの良好な実感に結びついたのだと思います。

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2013年9月12日 木曜日

オンラインHDF(後希釈)と血液透析との比較(レポート)

先日、腎臓分野で世界的に有名な雑誌(JASN)に後希釈オンラインHDFと通常の血液透析との比較についての論文報告がありました。

報告した国はスペインです。

906人の透析患者さんを血液透析とオンラインHDFに無作為に分けて研究されました。

透析時間は約4時間です。

透析流液流量は血液透析:531ml/分、オンラインHDF:553ml/分

補液量は1時間で約5Lです。

3年間の研究期間で行われました。

結果は死亡率、心血管病による致死率、感染症による致死率に関しては明らかにオンラインHDFのほうがいい結果でした。

また低血圧症状も起こりにくいという結果でした。

無作為に分けて研究するなんて。。という方もいらっしゃるかもしれませんが、医療分野ではどちらの方法がいいのか優劣がつかない場合は、この前向きといわれるあらかじめ計画され、さらに無作為に分けた研究の結果が高い信用性があると言われています。

その信用性が高い研究で、さらに世界的有名な「JASN」に掲載されたということはオンラインHDFの有用性がかなり評価されたといってもいいと思います。

オンラインHDFを推奨する当院としては嬉しい報告です。

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