リン

2018年8月 9日 木曜日

多剤併用(ポリファーマシー)の問題

透析患者さんは血圧の薬やリン吸着剤の薬などたくさんの薬をもまれています。

平均6.7錠ということですが、もっと多いかもという印象を持ってしまいます。

日本人は外国と比べて、飲み忘れが少ないといわれていますが、それでも3分の1の方は飲み忘れがあるといわれています。

リンの薬は特に量が多く、飲み忘れをしやすいといわれています。

ポリファーマシーの点から考えると

リンの薬で大切なことは

①錠剤数が少なくて、効果が高いこと

②透析患者さんが飲みやすい剤型にすること

③透析患者さんに多い便秘が少ないリン吸着剤であること

だと思います。

リンの薬が多いということでポリファーマシーという点からは問題になりますが、

その一方で、リンの薬をきちんと飲みながら、食べるものをしっかりと食べることによって、栄養を維持でき、生命予後も向上するとも言われています。

大切なことは、必要な薬を必要な分だけ適切に処方することだと思います。

その中で、患者さんここに合わせ、患者さんが飲みやすいであろう薬剤を選択することが、ポリファーマシーの問題対策にもなり得ると思います。

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2018年7月 9日 月曜日

炭酸ランタンでリンが下がらない場合

炭酸ランタンであるホスレノールは1錠当たりのリン吸着力は非常に強いお薬です。

少ない錠剤でリンが低下するのは非常にありがたいです。

リンの薬は長所短所ありますが、薬には1食あたり何錠、場合によっては10錠くらい必要なこともあります。

そう考えるとホスレノールは最大量でも2錠(1回)で済むので頼もしい薬です。

ただ、時にホスレノールを最大量で飲んでも下がらないことがあります。

調べてみると、ホスレノールは胃の中のpHが高くなると効きにくくなることがあるようです。

つまり、制酸薬を飲んでいるときです。

もし、同じようなことがあれば見直されてもいいと思います。

pHが高い時に効果が減弱する薬に、炭酸カルシウムが有名ですが、ホスレノール(炭酸ランタン)にも注意が必要だと思います。

今のところ、鉄含有リン吸着剤であるリオナやピートルはpHが高くても、低くても効果は発揮するようですね。

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2017年7月17日 月曜日

ピートルとpHの関係

ピートルは透析患者さんで使用される薬剤で、リンを低下させます。

またこの薬には鉄が多く含有されているので、鉄欠乏性貧血にも有用ですので、1つの薬剤で2つの効果が期待できます。

飲めば飲むほどよく下がり、1錠ずつ(250㎎×3回)では1.8低下し、最大の1000㎎×3回では3.8もリンが低下します。

リン吸着剤の場合、胃のpHによる影響が懸念されます。

以前から有名なのが炭酸カルシウム。

H2拮抗薬などの胃酸を抑える薬を飲むと効きが悪くなるという話。

ガスターやタケプロンなどの胃薬ですね。

キックリンやレナジェルは大丈夫そうです。

しかし、ランタンは要注意かもしれません。

ピートルは大丈夫そうです。

あくまで試験管レベルの話ですが。。。

実際はランタンもよく効いていると思います。

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2017年6月20日 火曜日

リンの薬ほすれのーるの変遷

透析患者さんはリンが高くなりやすく、リンが高いと、血管石灰化、かゆみ、関節炎の原因になります。

ですから透析領域においてはリンを下げることが非常に大切になります。

ホスレノールもリンを下げる有力な薬です。

そもそもはチュアブル錠といって、噛み砕きまくらないと飲めない薬で発売されました。

しかし20回もかまないといけないというのは患者さんにとっては苦痛ですし、噛めない患者さんもいます。

そこで細粒が出ました。

今はそれが主流で、細粒で量が少なく、飲みにくいという患者さんは少ないように思えます。

このたび、「OD錠」として発売されるようです。



口で溶ける錠剤ですね。

選択肢が増えるというのはうれしいですね。

当院もOD錠に変えると思います。

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2017年1月 4日 水曜日

正月といえば餅

患者さんを話ししていると結構おもちを食べられます。

中には1日6個食べたという方もいらっしゃいます。

小さいころ、親から自分の都市の数だけもちを食べろといわれて育った方もいらっしゃいます。

節分はそれに近いですが...

おもちはなかなか年の数は難しいでしょうね。

カリウムやリンに関してはご飯と比べてそれほど多くはありませんが、

餅はご飯比べて、3個や4個食べてしまうのが問題です。

餅1個であればご飯一杯よりカリウムが少ないですが、2個となるとごはんよりカリウムも高くなるでしょうね。

リンは餅1個でご飯を超えてしまうみたいです。

せいぜい1日2個くらいまででしょうか?

カリウムとリンが高くなる年末年始でしたが、皆さんお元気にいらっしゃったのは何よりうれしいことです。

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