介護

2015年3月18日 水曜日

介護多職種研修会

昨日、加古川市福祉会館で「介護職が知るべき腎臓病と透析の知識」についてお話をしてきました。

加古川市での開業医の仕事の一環です。

医療と介護の関係は本当に難しく、お互い重要視しながらもなかなか情報交換ができていないことが多いです。

今回、介護職の方から最近、在宅などで透析患者さんを見ることが多く、透析はどんなもの?とか、透析患者さんでの注意点を教えてほしいということでお話をしました。

はじめは慢性腎臓病(CKD)の話を行い、中盤からは透析の方法、話の中心となる中盤から後半は「透析と介護」、「実症例」をお話をしました。

50-60人くらい集まられていたと思います。

皆さん熱心にメモを取って聞いておられました。

透析患者さんは週3回通院されており、その分関係も深くなります。

透析患者さんも高齢化を迎えています。

在宅と医療機関との橋渡しは必要になります。

介護職の方々との交遊も必要になります。

介護職の方はそれを求めています。

医療側ももっと求めていく必要があります。

特に透析のような頻回に通院が必要な場合は、透析が日常生活の一部となります。

透析が終わってさようならというよりは、もっともっと医療従事者として患者さんを知っていくという意気込みが必要です。

介護職員の方との連携や交流は医療側の悩みや謎を知るきっかけになると思います。

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2012年12月 4日 火曜日

介護事業との連携

約3年前にクリニックの管理医師となり、介護認定審査会に参加してきました。

それまではほとんど関心がなかったのですが、介護審査会に参加していると様々な事例があり、当院でも介護サービスを利用している方々が多く、これからは医療と介護は密接な連携を結ぶ必要があると感じました。

患者さんが高齢になり、介護サービスが必要になってきています。

サービスを利用している件数も多くなってきています。

介護度が上がってきている方もいらっしゃいます。

透析患者さんとは基本的に週3回出会います。

ですから非常に深い関係になります。

しかし私生活はなかなか見えてきません。

薬は飲めているか、お風呂は入っているか、水分や塩分は取りすぎていないか、またはきちんと食べているか、元気に動けているかなどなど。

透析といっても4時間透析だと1週間で12時間の付き合いになります。

1週間の中でたかが12時間です。

それ以外の時間が圧倒的に長いのです。

介護サービスが必要な方に対しては医療従事者も支援が必要です。

それには患者さんだけではなく、介護に従事ている方々を理解しなければなりません。

情報源は患者さん・ご家族と介護従事者になります。

ですから介護従事者の方々との連携は非常に大切になってきます。

新しいクリニックは介護事業を併設していません。

医療単独のクリニックです。

ですから周囲の介護事業の方々と連携を組み、在宅での患者さんの生活を支援していかなければなりません。

介護事業との連携は医師だけではなく、当院に新たに勤務する看護師にも連携を求めていきます。

目的は管理することというより、支援を受けながら患者さんに元気でいてほしいということです。

●当院(加古川市野口町)に関係する介護事業の方々にご挨拶に伺ってきました。

突然の訪問にも笑顔で迎えて頂き有難うございました。

・地域包括支援センターかこがわ

・地域包括支援センターのぐち

・地域包括支援センターひらおか

・地域包括支援センターかこがわ南

・加古川訪問看護ステーション

・加古川ケアマネセンター

平成25年2月1日に兵庫県加古川市野口町で新規開業致します。

医院名:きたうらクリニック

標榜科目:人工透析内科、腎臓内科、内科

専門医:日本透析学会透析専門医
     日本腎臓学会腎臓専門医
     日本内科学会総合内科専門医

ホームページをご覧ください。

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2012年1月 6日 金曜日

送迎は必要?

いまや血液透析患者さんの通院援助(送迎)は透析クリニックとしては当たり前になっています。

送迎がないと透析患者さんが来てくれないといってもいいかもしれません。

都会の駅前では利用率は低いと思いますが、郊外では7-8割が利用されているのではないでしょうか?

当院では約8割の方が利用されています。

全国平均より平均年齢が高く、勾配が強い土地だから余計利用率が高いのかもしれません。

タイトルに戻ると...

もちろん透析患者さんの送迎は必要だと思います。

有償か無償かは透析施設の判断になるでしょう?

マイクロバスを使用しているところもあれば軽自動車を使用されているところもあります。

僕の印象ではマイクロバスより乗用車を使用しているクリニックが多いと思います。

問題は透析患者さんの高齢化、特に70-80歳代の増加、長期患者さんの増加により今後要介護透析患者さんが増加してくる可能性があるということです。

透析室を車いす対応することも必要ですが、送迎車を車いす対応にするかどうか?

透析の診療報酬も下がり、送迎車の維持費や人件費も現実問題としてクリニック側にはあります。

その上に車いす対応の車を用意できるか?

以前から透析クリニックを開設し透析患者数が安定しているようなクリニックならできるでしょう。

しかしそこまで余裕がないクリニックも多いと思われます。

それでは介護保険で送迎車を出してもらえば。。。

高齢透析患者さんはすでにヘルパーさんを送迎介助に利用されており、そこにさらに送迎車の手配をすることはかなりの出費になります。

通院介助は介護保険でも利用できますが、送迎車までなると福祉有償運送を利用しなければなりません。

タクシーの半額くらいと聞いていますが週3回となるとかなりの負担です。

透析患者さんの場合で送迎に介護サービスを受けている場合、送迎がかなり足かせになってくるでしょう。

要介護透析患者さんの通院は今後大きな問題になってくるでしょう?

診療報酬が減少してくる中、福祉制度が後退してくる中、誰かが負担を負わなければなりません。

今後の透析クリニックの課題は介護の面からもまだまだ多そうです。

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2012年1月 5日 木曜日

訪問看護と透析を考える。

介護保険審査会の書類を見ていると昨年と比較して利用者さんの介護度が上がっている気がしてまりません。

氏名やお住まいも不明で去年と同じ人と比べているのではないので何とも言えませんが、確実に介護度は増えています。

要支援1,2、要介護1から5に分けられ、要支援1が最も軽く、要介護5がもっとも介護度が高いということになります。

介護保険を受ける方々が多くなっているのは事実ですが、そのなかでも要支援の方の割合が減ってきているような気がします。

その分要介護1あるいは2の方が増えてきています。

現状の審査では要介護1は認知量あるいは病状不安定の方しか該当せず、最終的には1次審査よりも少ないとは思いますが少なくとも要介護は増えています。

この状況を見てどう考えていくかが今後の問題。

透析の場合はどうか?

送迎が当然となった時代ですが、要介護4あるいは5の患者さんの通院は基本的には困難です。

介護タクシーを駆使して送迎している、あるいは老健や長期病院に入院していることが多いでしょう。

要介護者の進行を防ぐための長時間透析、栄養摂取、運動などの予防的治療は必須です。

その役割も透析クリニックで担う責任も出てくるでしょう。

しかしこの介護保険利用者の増加は予防措置だけでは恐らく追いつかないでしょう。

ヘルパーサービスなどの介護訪問、デイサービスなどの通所介護。。

もちろんショートステイなどもあります。

それぞれの施設で皆さん試行錯誤しながら努力していらっしゃると思います。

僕の中では要介護1-3の方がどれだけ進行せずに、真の意味で介護度を下げることができるかが非常に重要になってくると考えています。

負担の問題もありますが、まだ点数を利用しきれていない方がたくさんいらっしゃいます。

透析患者さんの場合は内服薬が多かったり、疾患が多かったりすることから訪問看護の意味も大きくなってくるでしょう。

できればクリニックと訪問看護ステーションがセットになって動けるシステムが理想かなって思います。

そのうえで介護サービスとの連携を取り包括的に患者さんを把握していく。。。

在宅医療が重要視される中、透析患者さんも在宅医療にシフトしていくと思われます。

透析医療自体シフトすることはよほど腹膜透析が増加しないとならないでしょう。
(僕としては患者さんが安心して在宅腹膜透析ができるような選択ができればいいなあと思っていますが、現状の腹膜透析患者さんの延びからいってもまだまだ在宅医療としても腹膜透析の浸透は低いと思います。)

血液透析は基本的には通院になると思いますが、生活場所は家です。

透析も理解できている知った顔(看護師)が在宅でも知った顔で介護、看護すると患者さんも安心すると思います。

透析専門の訪問看護ステーションというのはよほどの大人数の透析患者さんがいらっしゃるか、テクニックを駆使しないとできないと思いますが、少なくとも訪問看護師が透析を理解し、透析の現場にも時に顔を出し、透析看護師とも連携をとるという体制が安心感を生むのではないでしょうか?きっとそれはケアマネージャーにも言えることです。

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2011年12月22日 木曜日

熱い!!

今日は昼から介護保険審査の日。

今日は35人の方の新規あるいは更新申請書類を審査してきました。

気になったのは癌患者さんが増えてきていることと65歳以下の申請患者さんが増えてきていることです。

上記の方は全体からするとまだまだ少ないですが印象としては確実に増えてきています。

普段からの健康チェックは若い時から必要ですし、癌の可能性は誰にもあるわけので健診での早期発見も重要です。

透析の方も週3回通院されていますが、年に一度はやはり検査が必要だと改めて思いました。

その会議後、訪問看護担当の熱いおばちゃん看護師さんと話をしました。

当院に訪問看護に興味を持っている看護師がいるので見学に行きたいというお願いをしたところ訪問看護について話をし始めました。

なんせ介護保険制度ができる前の15年前から訪問看護をやっている大ベテランなので"訪問看護のやりがい"について熱く40分くらい話をしました。

多分還暦も過ぎていると思いますが、その熱い思いというのはかなり伝わってきました。

病院ではなかなか1対1の付き合いはできないけど、訪問看護はそれができて、病院に比べると規模がこじんまりとしているのでやりたいことができるし、何よりも患者さんと近くに接してケアができるということです。

本当に生き生きされていました。

そういえば普段仕事をしていて、心が豊かになる時って患者さんと密に話したり、接したりする時かなあと振り返って思いました。

今後、訪問看護の重要性もさらに増えてくるのは間違いありません。

実際現場でどのようなケアをし、接していくかを知る必要があると思っています。

医療現場と在宅医療を統合することにより本当のケアができます。

事業体は別でも連携をしっかりすればできることです。

患者さんのことを把握したいと思えば、家での状況を知ることが非常に大切ですよね。

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