糖尿病

2019年12月26日 木曜日

糖尿病の薬「テベルザ」

 糖尿病の治療薬にSGLT2阻害薬があります。

テベルザはその中でも半減期が短い薬剤です。

尿糖の排泄率は日中が多く、夜間に少なくなるため、夜間の尿量が少なく、睡眠に影響が出ません。

低血糖になる頻度も少なく、血糖の変動幅も小さいと言われています。

1番のメリットはやはり、前述した日中に多くの尿糖とそれに伴う尿糖が排泄されることが大きいと思います。

午前0時ー午前6時;245ml

午前6時ー−24時;1175ml

日中の方がもちろん尿量は多くなりますが、夜間の尿量と尿糖排泄量がかなり抑えられることが大きなメリットです。

夜間頻尿は睡眠不足や高血圧の原因にもなりますので要注意です。

同じSGLT-2阻害薬でも特徴がそれぞれあるのですね。

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2019年11月18日 月曜日

世界糖尿病デー


(ウェルネージ加古川)

1921年に糖尿病治療に必要なインスリンを発見したフレデリック・バンティング博士(カナダ /1891-1941)の誕生日。

シンボルカラーのブルーは、国連色とどこまでも拡がる青空の色から 採用されました

IDF(国際糖尿病連合)は、世界の糖尿病人口に関する最新の 数字を発表しました。

それによりますと、2019年現在、予備群を含む糖尿病患者は、4億 6,300万人となり、2017年の総 患者数より3,800万人増加しました


全 世界での糖尿病に関する医療費は、2019年に7,600億 USD(約 83兆円)に上りました。

これは、総医療費の約10%を占めており、世界経済の圧迫要因となっています。 

糖尿病と診断された人の 4分の 3は、20~64歳の 働く世代、5人に1人が 65歳以上の高齢者という状況です。

したがって、早期の診断と適切な治療継 続の重要性が強調されています。

日本では、糖尿病を否定できない方は平成19年度より徐々に低下していますが、

糖尿病を強く疑う人(予備群)は年々増加傾向にあります。

特定健診でも糖尿病で引っかかっている方は多数いらっしゃいます。

糖尿病から糖尿病性腎臓病に進行していくことなどを考えると、適切な食事を行い、必要に応じて治療を行っていた方がいいと思います。

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2019年10月 6日 日曜日

糖尿病性腎症進展の予測因子

糖尿病性腎症の典型的な悪化するパターンとしては

尿アルブミンが出現し、その後、尿蛋白が陽性となり、腎機能が悪化してきます。

しかし、最近ではそれ以外に

尿アルブミンは陰性なのに腎機能が悪化してくるパターン

尿アルブミンは陽性だけど進行してこないパターン

尿アルブミンは陽性だけど、尿蛋白までに至る前に早く腎機能が悪化してくるパターン

など多様化してきています。

尿アルブミンや尿蛋白が出現すれば、腎機能悪化の予測因子となりますが、

上記の通り、絶対的なマーカーとはならないということです。

予測因子として、最近注目されているのが、可溶性TNF受容体濃度です。

この数値が上昇していると尿アルブミンなどよりもっと早期に腎障害が進行するかどうかが予測すると報告されています。

つまり、尿アルブミンが上昇してくるステージだけではなく、尿アルブミンが陰性のステージから上昇し、将来的な腎障害の進展を予測してくれる可能性があるということです。

はやめに予測できれば、血糖管理ときちんと行うことで腎障害は免れるかもしれません。

患者さんもこれではまずいと思って頑張るでしょう。

臨床ではまだ使用できませんが、将来的に期待される検査項目と考えます。

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2019年10月 5日 土曜日

SGLT-2阻害薬と尿糖

SGLTはNa依存性高容量低親和性ぶどう糖共輸送体で

SGLT-2は腎臓の近位尿細管に存在します。

さらにSGLT-2はセグメントがあり、ぶどう糖を再吸収するのは

セグメント1で90%、セグメント3で10%が再吸収され、尿には通常の尿糖は出現しません。

現在、糖尿病の治療薬で血糖降下作用だけではなく、腎保護作用が強く期待されている、SGLT-2阻害薬は

腎臓のSGLT-2を阻害するので、大量の尿糖が排泄されます。

約200キロカロリー分ともいわれています。

体重は3-5㎏減ることが多く、減量、体脂肪の減少も伴います。

HbA1cも1%以上低下します。

SGLT-2阻害薬は上記の通り、尿アルブミン減少作用や腎障害進行抑制効果も証明されており、糖尿病性腎症の発症抑制する薬剤として注目されています。

この薬を飲んでいると、尿糖は出ますが、尿ケトン体も陽性になることがあります。

これは、ぶどう糖排泄亢進による脂肪分の分解によりケトン体が産生されるためです。

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2019年10月 2日 水曜日

アルブミン尿ー糖尿病性腎症

糖尿病の合併症として,糖尿病性腎症があります。

その腎症の早期発見のための検査として、尿中アルブミン測定があります。

この数値が30-299の間だと、微量アルブミン尿といって、糖尿病性腎症2期となり、

300以上だと顕性腎症といって、3期になります。

糖尿病性腎症はこのアルブミン尿がすごく大切で多いほど、明らかに腎不全へ進行する危険性が高まります。

アルブミン尿が出やすい危険因子としては、糖尿病はもちろんのこと、年齢、高血圧、食塩過多などがあります。

3期の次はもちろん4期があり、いわゆる腎不全。

この時期になると血液検査でのGFRが30未満となり、かなり進行した状態になります。

ですので、糖尿病性腎症の2期にならないよう、なったとしても、食事療法や薬物療法で何とか進行させないことが必要です。

まずは、早期発見ですよね。

健康診断を含め、糖尿病の人、糖尿病と言われた人は、必ず尿中アルブミンを測定してもらいましょう。

糖尿病がない高血圧の方の約30%でも尿中アルブミンが要請になると言われています。

ただ、保険適応としては糖尿病性腎症2期という名前が必要ですので、糖尿病のない方は検査できませんのでご注意ください。

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