腎移植

2012年12月18日 火曜日

腎移植の窓口に

当院では最近2名の患者さんが移植を受けられ、来年にももう一人移植を受ける予定になっております。

日本でもまだまだ数は少ないものの移植数は増加してきています。

生存率や腎臓の生着率も向上してきています。

透析を始める前に移植する先行的腎移植も徐々に増えてきています。

ABO不適合腎移植も増加してきており、治療成績もABO血液型適合腎移植と遜色がないほどになってきています。

腎移植は患者さん一人ではなく、ドナーの問題もあります。

社会的や倫理的な背景も存在します。

しかし腎臓医師や透析医師はしっかりと説明をしなければなりません。

メリット、デメリット含めて。

腎移植を受けられた方は本当に精神的にも身体的にも元気になられています。

これからは地域の一開業医になりますが、腎移植も腎代替療法の一つの選択肢として説明をし、希望された場合は腎移植実施医療機関に紹介するという橋渡し的な存在になりたいと思います。

平成25年2月1日に兵庫県加古川市野口町で新規開業致します。

医院名:きたうらクリニック

標榜科目:人工透析内科、腎臓内科、内科

専門医:日本透析学会透析専門医
     日本腎臓学会腎臓専門医
     日本内科学会総合内科専門医

ホームページをご覧ください。

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2012年9月 9日 日曜日

移植後の患者さんが来られました。

昨年10月に献体腎移植をされた患者さんがいらっしゃいました。

移植後も順調とは言えず、時間がかかりましたが元気になられ、昨日来られました。

透析回診中もいらっしゃったベッドを見て、どうしているのかは気になっていました。

腎移植後の尿の出も良くて、Crも0.9mg/dl台でした。

信じられない値だそうです。

またヘモグロビンも貧血の薬なしで15g/dl台あります。

眼の神経麻痺に対する手術があった分、お会いするのは遅くなりましたが、移植も目の手術も順調に経過しているのでこれからです。

献体移植までには時間がかかりました。

当初電話があってから待てども待てども移植にはならず、いったん退院となりました。

献体移植ということですので、その方が御存命であったということです。

その後も待てども待てども連絡はなく。

待っているのも「なんだか死を待っているようでつらい」という気持ちにもなったようです。

今もその時の気持ちを忘れていないようです。

是非とも頂いた命を大切にして頂きたいと思います。

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2012年4月29日 日曜日

腎移植の相談を受けました。

透析導入をして数年の男性がいらっしゃいます。

仕事もされています。

透析を導入して、透析時間の問題、シャントも問題、生活習慣の変化、仕事への影響などによりどうも精神的に不安定になっています。

そこで生体腎移植の相談を受けました。

糖尿病性腎症の患者さんです。

糖尿病性腎症の方も腎移植はできます。

膵臓腎臓に関しては膵臓の問題もありますが、この方に関しては腎移植のみで大丈夫です。

ABO血液型、HLA、クロスマッチなどの問題もあります。

しかし今の移植医療であれば完全に一致しなくても移植できる技術が発展してきています。

糖尿病患者さんの腎臓の生着率や生命の生存率も移植した方が明らかに良好です。

ですから生体間では色んな気持ちが交錯しますが、可能であれば移植は推進します。

移植後も糖尿病は消えません。

進行してしまった動脈硬化も消えません。

ですが頂いた大切な腎臓ですので、食事管理をきちんとして過ごしていってほしいと思います。

まだ覚悟はできていないようです。

確かにいいことばかりではありません。

急ぐ話ではありませんので時間をかけて心配事を取っていきたいと思います。

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2011年6月 4日 土曜日

透析前の腎移植の相談

腎臓病外来でたまに来られる糖尿病性腎症による慢性腎不全の方が久しぶりに来られました。
通常は他院で通院をしているのですが今回は腎臓の機能が悪化して、むくみが出ているということで来院されました。

1年前に比べて明らかにむくんでいて近々透析も必要と思われました。
血液透析と腹膜透析の話をし、透析を選択するのであれば血液透析を選択されました。

以前から腎移植について考えられており、今回も腎移植を考えらているようです。
ドナーもいらっしゃるようで近々移植専門外来に受診して頂く予定です。

現状では腎機能も悪化してきており全身浮腫があることからまず血液透析を開始して、状態が安定した後に生体腎移植をした方がいいと考えています。腎移植外来とシャント作成を並行して予定を組みました。

アメリカに比べて日本は糖尿病性腎症の腎移植は少なく、まだまだデータとしては少ないようです。
移植後5年を見ると他の腎疾患とあまり生着率は変わらないように思えますが10年に近付くにつれて生着率は低下し再び透析になってしまうようです。
ただ腎移植することによる長所は大きく、糖尿病性腎症といえども血液透析、腹膜透析などの透析以外にきちんと腎移植についても説明をする必要があると思われました。

透析前腎移植の経験はありませんが、せっかく提供して頂ける機会があるのですから是非とも移植し、成功してほしいと思います。

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