骨粗鬆症

2019年6月 6日 木曜日

イベニティ:骨粗鬆症の薬剤

イベニティは骨形成促進と骨吸収抑制の2つの効果を持ち合わせている画期的な薬剤で、骨折の2時予防として大いに期待されています。

骨折あとは1年以内に骨折する危険性が高く、骨折後は比較的早期に、骨塩量を増加することが必要とされています。

今までの治療薬は骨折抑制効果までの期間が1年以上かかわるといわれていました。

イベニティは椎体も大腿骨近位部でも1年以内に骨塩量が増加すると報告されています。

特に、椎体では骨密度10%上昇する効果が約68%とかなり高い効果が報告されています。

イベニティは1か月に1回×12か月の期間限定の皮下注射製剤です。

中止後は、再び骨吸収が高まるので、エディロール、ビスフォスホ製剤、デノスマブの併用が必要になってくると思われます。

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2019年2月25日 月曜日

骨粗鬆症の薬

骨粗鬆症の薬で選択的エストロゲン受容体調整薬(SERM)があります。

これはエストロゲン受容体に作用して、骨吸収を抑制し、骨量を増やしてくれます。

エストロゲン受容体に作用するので子宮体がんや乳がんのリスクを下げるのではないかとも言われています。

保険病名は:閉経後の骨粗鬆症

商品名:エビスタ、ビビアント

期待できるのは腰椎などの椎体や大腿骨の骨量を増加すること。

骨折予防としては椎体骨骨折の予防効果はありますが、大腿骨骨折の予防効果は明らかにはされていません。

透析の方への使用方法としては

エビスタは48-72時間ごとなので、透析の日だけ

ビビアントは通常量

となっています。

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2019年1月17日 木曜日

亜鉛と骨粗鬆症の薬

亜鉛は筋肉に60%、骨に30%含まれているといわれています。

亜鉛が欠乏すると骨量が低下し、骨粗鬆症が進行するといわれています。

骨粗鬆症の治療薬としてビスホスフォネート製剤が第1選択薬として使用されています。

非常によく使用され、効果も高い薬ですが、効果が乏しい時もあります。

ビスホスフォネート製剤により亜鉛が欠乏しているときに効果が減弱するという報告があります。

そのような患者様に亜鉛製剤を投与したところ、ビスホスフォネート製剤の効果が戻り、骨量が増えたようです。

亜鉛欠乏状態ではビタミンDの効果が減弱するため、骨の形成が減ってきます。

そこに、亜鉛を投与することにより、ビタミンDがよく働き、骨もよく造られ、ビスホスフォネート製剤により骨吸収も抑えらえるということになります。

透析患者さんでも亜鉛が少ない方が多く、ビスホスフォネート製剤を使用しても骨塩定量の低下が進行する場合は亜鉛を測定してもいいかもしれません。

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2014年5月28日 水曜日

レグパラと骨折率。。。

レグパラ(一般名:シナカルセット)は約6年前に発売され、今では副甲状腺治療に欠かせない薬となっています。

透析患者さんでは副甲状腺の機能が亢進し、PTHが上昇して、骨がもろくなります。

シナカルセットはPTHが上昇して、さらにカルシウムが正常か、高めの患者様に対して使用します。

PTHの低下作用は強く、この薬が発売されてからPTXという副甲状腺摘出術の頻度は減りました。

なかなか優れものの薬です。

それではこの薬は肝心の骨折率を減らすことができるのか?

EVOLVE試験というシナカルセットを使用した臨床試験があります。

この試験の結果でもPTHはよく低下していました。

骨折率に関しては。。。

残念ながら統計学的には有意差は出ませんでした。

有意差は出ないものの、骨折のリスクは11%低下したようです。

レグパラは非常に有用な薬ですので、ビタミンD製剤をうまく組み合わせることでさらに管理しやすくなります。

ただ、低カルシウム血症と悪心、嘔吐には要注意です。

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2014年5月26日 月曜日

日本の透析患者さんは骨折率が海外より低い。

日本の透析患者さんは海外に比べて、股関節の骨折の頻度が低いと報告されています。

特に一般住民の方に比べると骨折件数は同等であり、海外と比べるとその差は歴然としてます。



しかし、いったん骨折で入院すると海外に比べて入院期間が長いと報告されています。

骨折すると生存率が低下するともいわれ、その後の予後も悪化します。

感染症、認知症、寝たきりなどいろんな合併症があります。

骨折予防は本当に重要です。

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