院長の診療日記

2013年9月28日 土曜日

肥満の薬「オブリーン」が近々発売。

9月20日に武田薬品から発売される「オブリーン」という肥満の薬の発売承認がとれました。

肥満の薬というのはどういうことなのか?

これまでの薬はBMI35以上というすごく太っている方に対して、薬で「脳の食欲を抑える」薬でした。

今回のオブリーンは脂肪を分解するリパーゼという酵素を阻害して、腸での脂肪の吸収を抑えてしまおうというお薬です。

脂肪の吸収を抑えると脂肪が便に排出されるので体内に入っていく量は減ります。

そうすると内臓脂肪が減って、体重も減ってきます。

実際臨床試験でも体重が下がっています。

しかも血糖値やLDLコレステロールも低下するようです。

どんな方が飲めるのか?

保険適応では「BMIが25以上あって、さらに糖尿病と高コレステロール血症すべて追っている方」だけです。

BMI25以上でコレステロールが高い方は結構いらっしゃいますが、糖尿病も・・となると限られてくると思います。

ちなみに1日3回ということで、薬価や発売日は決まっていません。

詳細が決まればまたご報告いたします。

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2013年9月25日 水曜日

糖尿病透析患者さんの血糖コントロール指標‐グルコアルブミン‐

透析患者さんでは糖尿病の指標でよく使われている「HbA1c」は低めに出るといわれています。

中には透析患者さんのHbA1c7.0%は腎機能正常患者さんの10%に相当する??という話もあります。

そこで注目されているのがグルコアルブミン(GA)です。

血液透析患者さんの糖尿病治療ガイド2012でも記されていうように

・心血管イベントがない方は20%未満

・過去に心血管イベントがあって、低血糖傾向にある方は24%未満

を目標にするように提案されています。

他にもGAが23%以上になると心血管イベントを起こしやすくなるという報告も出てきています。

理屈の上では透析糖尿病患者さんではGAを使う方がいいですが、まだまだデータの集積が少ないと思います。

近い将来、GAが糖尿病管理のゴールデンスタンダードになってくると思います。

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2013年9月23日 月曜日

透析の時の栄養療法はいかに?

透析での栄養療法も以前よりずっと着目されてくるようになりました。

栄養状態の良い患者さんが元気で入れることは間違いありません。

動くこと、歩くこと、抵抗力をつけることなどなど。

栄養状態がいいに越したことはありません。

当院でもその栄養には気を配っています。

透析ではアミノ酸やL-カルニチンなどの栄養素が除去されます。

その分しっかりと補充しなければなりません。

どう補充していくか?

ネオアミューというアミノ酸の点滴もありますが、保険薬品なので皆さんに使うわけにもいきません。

当院ではある取り組みをしていこうと考えています。

いいことは積極的にやっていきたいと思っています。

患者さんにも栄養の重要性をご理解を頂ければ嬉しいと思います。

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2013年9月20日 金曜日

持効性インスリン:トレシーバ

基礎インスリン製剤としてはランタスやれべミルがあります。

これは作用時間が長く、これまでの基礎インスリン製剤では大多数の方が使用していらっしゃるのではないでしょうか?

さらに、基礎インスリン製剤である「トレシーバ」が発売になりました。

トレシーバは非常に効果時間が長く、すくなくとも24時間安定して効果を発揮します。

ランタスも持続型では?と思われる方も多いと思いますので、イメージ図(あくまでイメージ図)を添付いたします。



これを見ると、ランタスは1日の中でどこか、効果が薄れてきます。

対してトレシーバは効果発現に1-2日間要しますが、これを乗り切ると安定した作用が持続します。

切り替える時はランタスやれべミルと同じ量でいいようです。

変更後は少し高くなるかもしれませんが、1-2日は我慢して様子を見る。

1型、2型糖尿病にも有効とされています。

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2013年9月18日 水曜日

成人用肺炎予防ワクチン

成人用肺炎球菌ワクチンのニューモバックスについての案内が届きました。



65歳以上の方は肺炎で命を落とす可能性があるということで肺炎を未然に防いでいこうということです。

アメリカのCDCという疾病予防センターでも65歳以上の方は肺炎球菌ワクチンは推奨度Aとされています。

肺炎球菌ワクチンは安全性が高く、5年間効果が持続します。

これからインフルエンザシーズンにあります。

インフルエンザを予防することも大切ですが、インフルエンザに罹患し、肺炎になることもありますので、しっかりと予防をしていきましょう。

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