院長の診療日記

2013年11月30日 土曜日

インフルエンザワクチンで重症化は防げる?!


「インフルエンザワクチンを打ったら、もしなってもひどくならずに済みます。」って聞いたことがあると思います。

実際どうなんでしょう?

このような記載がありました。

「インフルエンザワクチンの効果は、人によって違います。65歳未満の健康な成人での研究では、流行ウイルスがワクチン株ウイルスと遺伝子的に同様のものの場合には、(季節性)インフルエンザワクチンは、(季節性)インフルエンザを予防することに70-90%で効果がありました。老人や慢性疾患を持つ人たちでは、(季節性)インフルエンザワクチンによるイン フルエンザ予防の効果は、これより落ちますが、(季節性)インフルエンザの重症化や(季節性)インフルエンザによる死亡を少なくする効果があります。(季節性)インフルエンザワクチンによって、介護施設に入所していない老人たちについて、医療機関への入院を30-70%減らす効果が見られたとする研究があります。また、(季節性)インフルエンザワクチンによって、介護施設の入所者について、入院や肺炎を50-60%、死亡を80%減らす効果があったとする研究があります。ただし、流行ウイルスがワクチン株ウイルスと遺伝子的にかけ離れたものとなってしまった場合には、(季節性)インフルエンザを予防する点に於いて(季節性)インフルエンザワクチンの効果は減りますが、 重症化や死亡を防ぐ点に於いては(季節性)インフルエンザワクチンの効果があるとされています。」

やはりインフルエンザワクチンには予防効果と、罹患しても重症化を防げる効果はありそうですね。

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2013年11月27日 水曜日

透析患者さんとロコモティブ症候群

12月1日に神戸市三宮で講演をします。

http://homepage2.nifty.com/npohyojin/

演題名は「歩く、動くをいつまでも~透析患者とロコモティブ症候群」。

講演や学会発表をするときには必ず過去の論文をたくさん見て、自分自身の経験と照らせ合わせて発表します。

それは医学界に限ったことではないでしょう。

色んな積み重ね、研究があって、今の医学ができてきたのですから、それらを参考にするのはごく当然のことです。

しかし、今回の演題の透析患者さんとロコモティブ症候群にかぎってはまだまとまった報告(総説など)はありません。

これからということでしょう。

透析患者さんも世の中の動きに合わせて、運動をしていくべきだと思います。

透析患者さんはかつて安静にしたほうが無難であるといわれていました。

しかし、透析をされていても運動する方も結構いますし、スポーツもされます。

リハビリが必要になれば結構ハードなリハビリだってします。

ですから、透析も動いていくべきだと思います。

注意点としては透析患者さんの体を知っている方が運動を指導していくべきだと思います。

何でもかんでもというわけではありません。

勢いは必要ですが、勢いに任せてはいけません。

慌てずゆっくりしていくと効果が出てきます。

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2013年11月23日 土曜日

町内会老人会での講演

今週の木曜日、老人会での講演を行ってきました。

定期的に誕生日会をされ、年1回はそのあと健康についての講演があるようです。

今回は、当地に開業したということで私に話がありました。

皆さん熱心で、中にはメモを取られている方もいました。

生活習慣病で糖尿病、脂質異常症を中心にお話をし、最後に骨折予防の話をさせて頂きました。

皆さんお元気な方ですが、自分を知るということは非常に大切で、定期的な検査や骨のチェックは必要だと思います。

非常に楽しい会でした。

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2013年11月20日 水曜日

除水をしていない透析患者さんの貧血の目標値

透析患者さんの貧血の指標である「ヘモグロビン」は10-11が目標値となっています。

比較的若い方はもう少しあってもいいということになっています。

ではすべての透析患者さんはその通りでいいのか?

私はそうは思いません。

透析導入後で尿量が十分出ている方は該当しないと思います。

尿量が保たれいる方で、透析での除水が必要のない方は透析の前と透析の後ではほとんどヘモグロビン値は変わりません。

それに対して除水が必要な方は透析前と透析後では透析後のほうがヘモグロビン値が上昇します。

ですから透析前のヘモグロビン値は低めでいいのです。

透析後には高くなるのですから。

除水が必要のない方はそういう動きがないので目標値を高く考えたほうがいいと思います。

透析に入る前の慢性腎臓病の方のヘモグロビンの目標は10-12です。

ですから、尿量が保たれ、除水が必要のない方は透析をされていたとしても目標値は慢性腎臓病ガイドラインと同じく10-12でいいと考えています。

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2013年11月15日 金曜日

野菜から先に食べると血糖値が下がる!?

ある医学雑誌を読んでいると、

「普通の食べ方」

「三角食べ」(それぞれを順番に食べていく)

「野菜から先に食べる方法」

の3パターンの食べ方で食後の血糖の違いを比べている報告がありました。

「普通食べ」、「三角食べ」に比べて、「野菜から先に食べる方法」では明らかに食後の血糖が下がっていました。

もちろん、同じ栄養量を食べています。

下の図を見たら驚く方もいらっしゃるでしょう。



野菜を食べることによって、野菜に含まれる食物繊維が糖質や脂質のコレステロールを遅らせ、食後の血糖値上昇を防いでくれます。

さらにインスリン作用を増強し、胃や腸の動きを抑えることも加わり、糖の吸収がゆっくるとなった可能性があるとされています。


① 野菜や野菜のおかずを食べ切る
② 次に肉や魚介類、大豆のおかずを食べる
③ 最後にご飯

ゆっくり食事し、野菜は最低5分かけて食べてくださいね。

この方法だと継続できそうですよね。

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