院長の診療日記

2015年1月30日 金曜日

CKDと診療についての講演

今日はある製薬会社に依頼され、社内研修会の講演を行ってきました。

今回は「慢性腎臓病と臨床」について。

一般的な慢性腎臓病の話というより、糖尿病性腎症、腎硬化症、腎動脈硬化症、多発性嚢胞腎など各論的な話と、実際に来られた患者さんを例にして、具体的に慢性腎臓病の方が来院された場合どのような治療をしているかをお話ししました。

腎生検や最近話題のサムスカの話もさせていただきました。

慢性腎臓病もステージによって話す内容、治療内容が異なります。

ステージに分かれる、ステージが進めば悪くなるというお話は知っているようですが、実際の内容に触れることは体験的なことが多いので、その体験の一部をお話をしました。

また、公園の前のお話を伺うと、保存期腎臓病患者さんでの腎性貧血治療率の低さに驚きました。

透析患者さんでは貧血治療は常識となっていますが、保存期腎臓病はまだまだ広まっていないようです。

貧血は腎臓だけではなく、心臓病にも大きくかかわってきます。

腎性貧血の治療が広まっていってほしいと思います。



投稿者 きたうらクリニック | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年1月26日 月曜日

透析の栄養学の講演

昨日は日本血液浄化技術学会主催の「第6回血液浄化step upセミナー;透析患者の栄養を科学する」というテーマの講演を聞きに行ってきました。

私と当院スタッフ計5名で勉強してきました。

栄養学の基礎、どうやって低栄養を見つけるか、低栄養にならないためにはどうすればいいのか、食事指導のコツ、サプリメント、透析療法ととおした栄養について幅広く、深く学んできました。

生化学的な難しい話を聞くと学生時代を思い出し、普段振り返ることの少ない細胞レベルの栄養学まで復習できました。

ただ、重要なのは目の前にいる患者さんの栄養をどう確保するか?栄養は毎日のことであり、毎日のことが、栄養、抵抗力、筋力、筋持久力を作っていきます。

アルブミンを維持するにはどうすればいいのか?アルブミンを上げることは間違いなくいいことですが、タ ンパク質だけを食べたらそれでいいというものではありません。食事でいうとタンパク質だけではなく炭水化物も必要です。

透析でいうと透析中で除去されるアミノ酸とアルブミンをどう維持するか?抜けるものは仕方ないのか?今の主流の透析のようにどんどん抜くべきなのか?

どんどん抜くのであればそれだけ食べないと、体は維持できません。

透析時間や透析回数もそのままでどんどん除去だけを強化する透析はもっとも重要な栄養を無視した透析になるのかもしれません。

透析液も重要です。透析液の清浄化により炎症が軽減し、栄養が身につきやすくなります。

もちろんアルブミンも増えます。

透析患者さんは基礎疾患はもちろんのこと、体格、体重、年齢が違います。

それらを加味して、栄養を考えない といけません。栄養を考えることは食事、透析、QOL深く関係し、よりよく患者さんにより治療を提供できるものと思います。

今回、スタッフと一緒に参加できたことは非常に有意義であったと思いました。

投稿者 きたうらクリニック | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年1月22日 木曜日

インフルエンザは減っているのか?

兵庫県の感染状況の週報を見ました。

インフルエンザは

先週定点あたり、30.65→今週には13.38(加古川市は2.07と兵庫県の中で一番少ないです)と減少。


感染性胃腸炎は

先週は11.14→今週2.46と激変しています。

上位1,2位ともに罹患数は減っています。

しかし外来では相変わらずインフルエンザやインフルエンザに近い症状の方がいらっしゃいます。

先日まではほとんどがA型でしたが、最近ではB型も出現しています。

近隣の小学校では学級閉鎖にもなっているようです。

あと、インフルエンザ関連入院も増加しているようで、70歳以上が44%を示しており、高齢者のインフルエンザ罹患した時の増悪には注意しなければなりません。

罹患数は減っていますが、皆さん、体調、発熱、悪寒などには注意しましょう。

投稿者 きたうらクリニック | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年1月19日 月曜日

リン吸着剤の相当量(換算量)

現在
・カルタン
・レナジェル・キックリン・フォスブロック
・ホスレノール
・リオナ

が、リン吸着剤として保険適応があります。

透析施設では当然のように各リン吸着剤を使用しています。

一長一短であり、患者さんによっても処方の仕方が異なってきます。

種類が多くなってきているので、おそらくカルタンの使用量は減ってきているでしょう。

やはりカルシウム負荷により石灰化を促進させてしまうからです。

Ca負荷が必要な場合もありますが、最近ではCaが入っていないリン吸着剤が主流と言えます。

カルタンを変えたい時にどうすればいいのでしょうか?

カルタン500㎎=レナジェル750㎎

カルタン500㎎=ホスレノール250㎎

ホスレノール250㎎=レナジェル750㎎

文献によって違うと思いますが、各リン吸着剤の効力はこんな感じの割合でしょう。

新しいリオナは?

おそらくですが

カルタン500㎎=リオナ500㎎

ホスレノール250㎎=リオナ500㎎

レナジェル750㎎=リオナ500㎎

くらいでしょうか?

リオナに換算量はあくまで当院の経験的なものです。

リオナは鉄分で体内にあるものですから、下痢とフェリチンを気を付けておけばリン吸着剤でも安心だと思います。

投稿者 きたうらクリニック | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年1月19日 月曜日

リン吸着剤の相当量(換算量)

現在
・カルタン
・レナジェル・キックリン・フォスブロック
・ホスレノール
・リオナ

が、リン吸着剤として保険適応があります。

透析施設では当然のように各リン吸着剤を使用しています。

一長一短であり、患者さんによっても処方の仕方が異なってきます。

種類が多くなってきているので、おそらくカルタンの使用量は減ってきているでしょう。

やはりカルシウム負荷により石灰化を促進させてしまうからです。

Ca負荷が必要な場合もありますが、最近ではCaが入っていないリン吸着剤が主流と言えます。

カルタンを変えたい時にどうすればいいのでしょうか?

カルタン500㎎=レナジェル750㎎

カルタン500㎎=ホスレノール250㎎

ホスレノール250㎎=レナジェル750㎎

文献によって違うと思いますが、各リン吸着剤の効力はこんな感じの割合でしょう。

新しいリオナは?

おそらくですが

カルタン500㎎=リオナ500㎎

ホスレノール250㎎=リオナ500㎎

レナジェル750㎎=リオナ500㎎

くらいでしょうか?

リオナに換算量はあくまで当院の経験的なものです。

リオナは鉄分で体内にあるものですから、下痢とフェリチンを気を付けておけばリン吸着剤でも安心だと思います。

投稿者 きたうらクリニック | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)

カレンダー

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
アクセス


大きな地図で見る

〒675-0012
加古川市野口町野口220-1

【診療時間】
■透析(予約制)
月・水・金…8:00~18:30
火・木・土…8:00~13:30

■内 科・腎臓内科
月~金…9:30~12:00 15:00~17:00
火・木・土…9:30~12:00

【休診日】日・祝祭日

お問い合わせ 詳しくはこちら