院長の診療日記

2015年8月27日 木曜日

今月のミニレクチャー

今月は私の方から「透析とかゆみ」についてレクチャーを行いました。

透析患者さんとかゆみ。

頻度、重症度(睡眠に影響するか?など)、透析歴、糖尿病の有無など話で開始し、あとはステロイドのランク、軟膏とクリームの特徴と使い分けについて説明をしました。

スライドの大半は写真を用いて説明しました。

乾皮症、皮脂欠乏性湿疹、貨幣状湿疹、結節性痒疹など。

一番はその皮膚所見を正しく判断すること。

これが一番難しいんですよね。

フットケアにも力を入れており、このようなかゆみにも遭遇する機会が多くなってくると思います。

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2015年8月26日 水曜日

休診のお知らせ

来週、

8月31日(月曜日)内科外来、腎臓内科外来

休診となります。

透析診療は通常通り行われます。


よろしくお願い申し上げます。


野口町野口のお住まいの方へ

ご存知の方が多いと思いますが、

8月29日土曜日午後7時から野口公会堂にて、

「生活痛感病について」

「転倒予防体操について」


の講演がありますので、お時間のある方はぜひともお越しください。

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2015年8月20日 木曜日

リオナ投与中のHb上昇には要注意

リオナは昨年発売された、リンを吸着する薬です。

その効果は高く、かつ鉄を用いてリンを吸着してくれるので体にも安心感はあります。

特徴としてはリンを下げ、かつ鉄の吸収により貧血も改善してくれるというダブルの効果があるリン吸着剤ともいえます。

しかし、このリオナは1錠250㎎あたり、鉄が60㎎含まれています。

通常多く飲まれている量は1500㎎(6錠)ですので、その場合でも360㎎の鉄を内服することになります。

一般的な鉄剤と比べて約3倍の量となります。

透析されている方は鉄が十分ある方はヘプシジンにより消化管からの鉄吸収が減少しているので、余分に鉄が吸収されることはないのですが、リオナを飲んでいると大量の鉄分が消化管に入ってくるため、いくぶんか鉄が吸収され、造血に回ってしまう可能性があります。

そのため、リオナ内服したのちに、リンが下がっても、ヘモグロビンが上昇しすぎるということにもなり得ます。

どんどんエポジンなどのESA製剤を減らしていっても、ヘモグロビンの上昇が止まらず、ついにはESAを中止してもまだ、ヘモグロビンが高いということも遭遇します。

この場合どうしたらいいのでしょうか?

リオナを中止しますが、まずリンが上がりますね。

かといって、それほどヘモグロビンが急に下がることはありません。

当院では数名の方がこのような状態になっています。

皆さんそろってリンがすごく下がってよく効いていました。

それだけに、中止するかどうかは難しいところです。

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2015年8月15日 土曜日

(疑問)ミルセラを使った鉄はどう利用されるのか?

ミルセラは従来のエポジンなど違い、ヘモグロビンを上げる効果が高いといわれています。

ミルセラの造血効果の一つとしてはEPO濃度を増やす以外に、鉄を有効利用するといわれています。

体内にたまっている鉄を有効に、骨髄へ運び、ヘモグロビンを増やします。

たしかに、ミルセラを使用すると、全例(当院では)、貯蔵鉄のマーカーであるフェリチンは低下します。

ただ、それがヘモグロビン上昇に結び付くかどうかは別問題。

世の中ではよく、ミルセラの有効性を示し、よく効いたという報告は多くあり、そのような有効な報告では理屈通り、鉄が利用されるのでフェリチンが低下します。

しかし、見てみると、貧血が改善した方でも、改善しない方でも同じようにフェリチンは低下するのです。

貯まっている鉄は骨髄へ運ばれて造血するはずですが、鉄が使われているはずなのに、ヘモグロビンが上がってこないのはどうしてなのか?

骨髄での鉄の抵抗性があるのでしょうか?

貧血改善が乏しい方は、骨髄での鉄の利用効率が低いので、大量の鉄が必要なのか?

でも大量の鉄を投与すると、造血以外にも、また貯蔵鉄が増えてくるはずです。


肝臓やマクロファージにたまっている鉄は基本的には血清に移行し、ミルセラの助けを得て、ヘモグロビンが作り出されます。

ミルセラの治療に抵抗する貧血の場合、貯蔵鉄から切り離された血清鉄はどこに行っているのでしょうか?

疑問ですね。

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2015年8月 8日 土曜日

今年のインフルエンザは高いかも。。。

今年の6月に下記のブログを書きました。

昨年は
A型は「H1N1カルフォニア」+「H3N2ニューヨーク」株でした。

今年はH1N1ニューヨーク株に変更がありませんが、H3N2のニューヨークからスイスに変更になりました。

B型に関しては「B型プーケット、山形系統」はそのままで、さらに「B型テキサス、ビクトリア系統」が追加になりました。

ですので、昨年の3価から、B型が1株追加になっていますので4価のワクチンに変更になっています。

最近は、A型カルフォニアが続いていますね。

効果があればいいのですが...


3価から4価になったということは結局のところ値段が上がるということです。

ワクチンの価格は自由設定ですが、おそらく昨年の1.8-2倍くらいに上がると思います。

原価が上がるのですから当然かもしれません。

当院ではできる限り安価な価格でワクチン接種を行っていましたが、ことしは同じ値段では厳しい状況となります。

ワクチン接種する方が減るかもしれません。

高くなった分、効果が期待したいですね。

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