院長の診療日記

2015年11月24日 火曜日

新しい痛み止め(NSAIDs)のテープ剤

平成27年1月に新しい痛み止めテープ剤「ロコア」が発売されます。

これは従来のテープ剤と違って、吸収力が高く、全身の痛みに効果が出ることが期待されています。

位置づけとしては従来のテープ剤より強く、経口の痛み止めより弱い感じです。

副作用などのリスクは経口剤より低いといわれています。

通常のテープ、シップは貼った部位にしか効きませんが、ロコアの場合、貼ったところから吸収されますので、例えば、腰に貼っても方に効く可能性があります。

ですから、他のテープ剤と違って、1日2枚までということになります。

さらに腰痛症や肩関節周囲炎では保険使用できず、変形性膝関節などの変形性関節症の病名がないと使用できません。

重篤な肝臓病や腎臓病の方にも使用できませんので、使用される方は限られてきます。

効果発現は比較的早く、1-2週間後には効果発言し、8週間後まで徐々に出てくるような感じですね。

腎臓病の方には使用しづらいのがつらいところですが、他の患者さんで困っている方には使ってみようと思います。



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2015年11月21日 土曜日

SGLT-2阻害薬スーグラを使って4か月


低下率は下がってきていますが、HbA1cは経時的によくなっています。

残念ながら体重は減ってはいません。

もともと8.5%あった患者さんが7%切ったので、かなり有効といえます。

HbA1cが高いほどスーグラの低下率は高いという報告がありますが、今回も同様に結果だと思います。

65歳以上の患者さんに対する市販後調査の結果も出ているようですが、65歳未満と比べて、65歳以上で特別目立った副作用はなかったようです。

当院では腎臓内科が多く、CKDステージ3b以下の患者さんには効果がないので使えませんが、糖尿病の方もいらっしゃるので、血糖値が高く、やや肥満傾向の方には有効な薬だと思います。

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2015年11月20日 金曜日

第1回透析室避難訓練

11月19日木曜日、透析終了後、スタッフのみの避難訓練を行いました。

地震が起こって想定で行われました。

スタッフ役、患者役など役割分担をされ実施しました。

地震発生後、スタッフは「揺れているときは自分の身を守れ。」の鉄則の下、かがむなどをして身を守り、揺れが収まってから、それぞれが、患者さんの状態の把握、機械室、コンソールの状態を把握し、安全の確認と透析継続可能の可否の判断を行いました。



訓練では、透析継続困難という設定であり、回収も不可能な状態を想定したため、そのまま抜針し、止血ベルトでスタッフと一緒に1回、駐車場までエレベータは使用不可ですので、徒歩で避難しました。

今回は徒歩の患者さんのみの設定ですが、車いすの患者さんもいらっしゃるため、今後の対策が必要と思われます。

今回の避難訓練は看護師長が主導となり、実施されました。

約5分間の避難訓練でしたが、私自身はじめての透析室避難訓練であり、小さな訓練ではありましたが、それでも訓練を実践したことで、いざというときの想定がしやすくなりました。

非常にいい経験となりました。

考えてみるだけではなく、訓練など実際に体を使って動いてみないと分からないということを改めて勉強しました。

本日、看護師長が避難訓練を総括し、反省点と今後どう生かしていくか、また今回を機に、災害対策マニュアルも作成していっています。

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2015年11月16日 月曜日

加古川ツーデーマーチ

11月15,16日と加古川でツーデーマーチが開催されました。

土曜日はあいにくのお天気ですが、日曜日は晴れ間もさし、気温もちょうどよく、最高のウォーキング日和でした。

日曜日は歩いている方にも結構出会いました。

私は5㎞と一番短い距離に参加しましたが、小さな幼稚園、保育園の幼児たちも参加しているのには驚きました。

いい天気で何よりでした。

兵庫県腎友会の方々が2日間、慢性腎臓病(CKD)のブースで一生懸命、腎臓病の啓蒙活動をされていました。

透析を受けながら、人のために、腎臓病のことを伝え、腎臓病を認知してもらい、一人でも多く、腎臓病の患者さんを少なくしようという思いを持っておられるという行動はなかなかできることではありません。



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2015年11月13日 金曜日

ミコンビAPの蛋白尿減少効果

腎臓外来で慢性糸球体腎炎(IgA腎症)の方がいらっしゃいます。

慢性糸球体腎炎で尿蛋白が出ている方は基本的にARBを使用します。

この方も使用していましたがなかなか尿蛋白が低下せず、0.5g/gcr以上が持続していました。

最近、サイアザイド系利尿剤の腎保護作用が言われているので、サイアザイド系利尿剤の少量を併用しました。

ARB+少量サイアザイド系利尿剤が「ミコンビAP」です。

下のファイルにあるように1か月後から低下し、なんと尿蛋白量も目標の0.15g/gcr以下に低下しました。

/blog/images_mt/%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%83%ADAP.pdf

糖尿病や高尿酸血症の方には使用しづらいですが、ARBと併用することにより尿蛋白が減少し、腎保護作用が発揮すると考えられます。

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