院長の診療日記

2016年3月31日 木曜日

腎らいぶらりー



横向いてしまいましたが、中外製薬より腎臓病、透析患者さん向けのサイトができたようです。

非常に見やすく、コンパクトにまとめられていると思います。

一度ご参考になられてはいかがでしょうか?

スマートフォンからも見られるそうです。http://www.jin-lib.jp/

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2016年3月25日 金曜日

レミッチ(かゆみ止め)の改訂

血液透析患者さん専用のかゆみ止めである「レミッチ」のいう薬があります。

透析患者さんの30-50%前後に何らかのかゆみがあると報告されており、特に夜間のかゆみがひどい方もいらっしゃいます。

睡眠不足はもちろん、精神的にもイライラして、「血が出るまで掻いてしまう」という方もいらっしゃいます。

基本的はかゆみに対してはステロイドなどの外用剤が第一選択薬となりますが、内服薬も必要となってきます。

レミッチは2週間かけてゆっくりと効いてきます。

不眠などの副作用もありますが、重篤な副作用は少ないと思います。

改訂後の注意点があります。

★透析患者さんはカリメート、アーガメートなどカリウムを下げる吸着剤を飲んでいることがありますが、レミッチと一緒に飲むと
上記のカリウム吸着剤とレミッチがひっついてしまって、レミッチの効果がなくなってしまうということなのです。

しかも!実験はその吸着率は98.8-98.9%とほとんどひっついてしまいます


患者さんだけではなく、我々、医療従事者、薬剤師も知っておくべき情報ですね。

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2016年3月23日 水曜日

多発性嚢胞腎の研究会

昨日は多発性嚢胞腎の研究会がありました。

多発性嚢胞腎は昨年1月に難病指定として認可されました。

これまで多発性嚢胞腎に対しての直接の治療薬はありませんでしたが、大塚製薬から「サムスカ」という薬が多発性嚢胞腎に認めれ、治療の恩恵を受けることができるようになりました。

多発性嚢胞腎は日本でも約3万1000人の方がいらっしゃり、透析導入の第4位となり、腎臓病の進行が問題となっている遺伝性の疾患です。

講師の伊藤教授は多発性嚢胞腎の説明、治療、サムスカの治療に当たり患者背景、腎臓病の経過など治療方針の決定の仕方などをご講演いただき、本当にためになりました。

まだまだ、浸透していない疾患ですが、今後徐々に進行し、一人でも多く、多発性嚢胞腎による透析への進展を抑制していきたいと思いました。

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2016年3月19日 土曜日

リン吸着剤キックリンが保存期腎臓病でも使用可能に

保存期腎臓病にキックリンが保険適応になりました。

キックリンはカルシウムを含有していないリン吸着剤(リンを下げてくれる薬)です。

透析ではリンは有名ですが、保存期腎臓病ではカリウムの方が有名で、リン管理に関してはまだまだこれからだと思います。

しかし保存期腎臓病から血管石灰化は始まるので、リン管理は非常に重要で、目標リン値は「2.5-4.5㎎/dl」(透析とは違いますよね)lpとされています。

保存期腎臓病は透析と違って、カルシウムが低下することがあり、カルタンやビタミンDを投与することが多いですが、カルシウムやリンが高いとやはり、血管石灰化が進行してしまうので、キックリンのようなカルシウムを含有していないリン吸着剤も必要になってきます。

下の図のようにキックリン投与では約0.78㎎/dl低下するようです。



正直なところ保存期腎臓病での目標リン達成率は高くないのですが、この報告では50%以上でしたのでいい結果だと思います。

リンが低下し、FGF-23も低下していますね。



便秘に要注意のキックリン。

あとどうしても薬の用量(カプセルの個数)が多くなりますが、目には見えない、血管石灰化を守るために必要な薬だと思います。

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2016年3月16日 水曜日

咽頭痛やのどいがいがを伴う咳の時に

インフルエンザも猛威を振るっていますが、寒暖の差で風邪を引く方も増えていますね。

のどが痛い方、のどいがいががしてせき込む方、鼻水の方が多いですね。

基本的には対症療法となりますが、咽頭痛やのどがいがいがして咳が出る場合は「アズノールうがい液、アズノールST」を処方しています。

のどの粘膜の炎症がきっかけで痛みやその刺激で咳が出ています。

この薬は、創傷治癒を促進させる薬で炎症組織に対して直接作用することで効果を発揮すると考えられています。

主にうがい薬として利用されますが、殺菌効果を期待して使用するわけではありません。

ですから、イソジンうがいとは違いますね。

炎症を抑え、傷ついたのどの粘膜を修復する目的で投与されます。

特効薬のような劇的に効くわけではありませんが、のどを守ってくれる薬で、特に風邪後で夜間に咳き込む方は上唇と歯茎の間に入れておくと、寝ている間の炎症の鎮静化に期待できます。

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