院長の診療日記

2017年2月28日 火曜日

新しい下剤「リンゼス」

来月、あらたしい下剤「リンゼス」が発売になります。

腸から水分などが分泌され、弁の塊を大きくする薬です。

アミティーザとよく似た薬ですが、1日1回投与で、アミティーザで問題のあった嘔気の副作用も改善されているようです。

また、脳の大腸に関する痛みなどの近くを抑えるようで、便秘で腸が張ったり、腹痛などの辛い症状も軽減するというありがたい作用もあります。

適応は便秘型過敏性腸症候群ですが、これは便秘で、腹痛や腹部膨満感などの症状がある方に適応になりますので、一般的な便秘といわれる人は当てはまることが多いような気がします。

内服した初日から便が出て、効果はつ便も早く、また52週間の試験でもかなり有効だったようです。

1日1回食前で、食後に飲むと下痢をしやすいようなので気を付ける必要があります。

また、腎臓病や透析の方にも問題なく使えるので安心してください。

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2017年2月25日 土曜日

内視鏡の呼び方

以前は胃カメラをGIF

大腸カメラをCFと読んでいましたが、最近では違うような気がします。

開業して以来内視鏡はしていないので、全く知らなかったのですが、

紹介状の返事を見ていてもGIF、CFではなさそうです。

胃カメラ:EGD(エソファゴガストロデュオデノスコピー:食道胃十二指腸)

大腸カメラ:CS(コロノスコピー:大腸)

と呼び方が変わっているようです。

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2017年2月20日 月曜日

口腔内アレルギーの自験例

あまり自分のことは書かないですが今日は自分のことを書いてみます。

口腔内アレルギーというものを経験したので書いてみます。

食事に関するアレルギーで有名なものは卵やそばなどのアレルギーで食物が消化管から吸収されて起こります。

これを食物アレルギークラス1といいます。

また、クラス2食物アレルギーというものもあって、花粉中のアレルゲンの吸入や接触によって発症した後に、アレルゲンと類似した蛋白質を含むフルーツや野菜などを摂取した時に口腔内でアレルギー反応を起こすものです。

今回はクラス2アレルギーを経験しました。

アレルギーの原因は「豆乳」です。

小さいころに豆乳を飲んだ記憶はありますが、おいしくなかったので2-3回でやめたと思います。それ以降は飲んでいません。

またこれまで豆腐や納豆でアレルギーを起こしたことはありません。

あるとき、体のために豆乳を飲んでみようと思いつき、1日200mlを始めてみました。

そしたら飲みはじめからのどがイガイガして、初めはのど風邪?など思ってみましたが、明らかに豆乳を飲んだ後に咽頭不快が出現しました。

でもすぐに治まるので様子を見てみました。

しかし、3回目(3本目)を飲んだ時に、急に声が出なくなり、咳き込んで、のどがひゅーひゅ‐(軽いですが)してきました。

これは完全にアレルギー反応だと思い、抗アレルギー剤を内服しました。

調べてみると豆乳アレルギーでした。

豆腐や納豆は大丈夫なのに。。。と思いましたが、豆乳の場合はそれらに比べて加工の程度が少なく、加熱して飲まないのでアレルギーが出やすいようです。

ちなみに豆乳アレルギーの場合、カバノキ科の花粉に含まれるアレルゲンたんぱく(PR-10)と似ているので、カバノキ科の花粉症の人が飲むと交叉反応を起こして豆乳アレルギーを発症するみたいです。

ということは僕はカバノキの花粉症?だったのかということになり、血液検査をしてみました。

シラカンバ、ハンノキの両方でアレルギー反応陽性でした。

豆乳アレルギーの人はシラカンバ、ハンノキで両方とも100%アレルギー反応が出現するみたいです。


また、このPR-10は大豆以外にも、リンゴモモ、ナシなどバラ科の果物にも含まれているみたいです。

そういえば、リンゴや桃を食べると必ずのどがイガイガしますので、納得がいきました。

まさかの豆乳アレルギーで、さらにまさかのカバノキ科のアレルギーでした。

ちなみにスギ花粉症とは関係がないようです。

花粉症の症状は春にはあり、スギではないなあと思っていましたが、カバノキ科(シラカンバはこの辺にはないので、ハンノキ)のアレルギーだったのですね。

つまり、僕の場合カバノキ科のアレルギーをもともと持っていたために、それに似たアレルゲンの豆乳を飲んで、のどイガイガなどの豆乳アレルギーを発症したということになったということですね。



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2017年2月15日 水曜日

連日投与のDPP4阻害薬から週1回のマリゼブへの変更(糖尿病)

トラゼンタ、グラクティブ、ネシーナなどの連日投与のDPP-4阻害薬から週1回のマリゼブに変更したらどうなるか?

今回、中等度腎臓病の患者さんで変更した報告がありました。



変更しても血糖は横ばいですね。

まあ連日投与が週1回になっただけなので欲張ってはいけないかもしれません。

ただ、単純に飲む回数は減るので楽になるかもしれません。

腎機能に関しては12週後投与でやや週1回のマリゼブの方がよかったとも報告されていますが、12週でどれだけいえるのかは何とも言い難いものがあると思います。

中等度腎臓病患者さんでも、内服頻度の面で週1回でもそん色なさそうですね。


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2017年2月 9日 木曜日

上巳の節句

患者様が作られたお内裏様とお雛様。

見事な作品ですよね。

まだまだ寒いですが、見ていると春の季節感をいただき、温かい気持ちになれました。

ありがとうございます。


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