院長の診療日記

2017年7月28日 金曜日

平成29年度のインフルエンザワクチン

はやいですが、インフルエンザワクチンの話。

10月からの摂取で気が早すぎますね。

今年のワクチン製造株は、

○A型

・H1N1 昨年カルフォルニア→今年シンガポール

・H3N2 香港型 毎年同じ

○B型

・B型プーケット(山形系)

・B型テキサス(ビクトリア系)

今年もB型は2株です。


値段はまだ未公表ですが、おそらく昨年と同じくらいの費用になると予想されます。

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2017年7月26日 水曜日

透析患者さんでのオピオイド系鎮痛剤

透析患者さんで痛みが強い時にオピオイド系鎮痛剤を処方します。

・トラムセット

・ノスルパンテープ

ノスルパンテープは鎮痛効果に優れており、痛みに関してはかなり有効だと思います。

ただ、1週間貼りっぱなしということと便秘や嘔気に要注意です。

眠気も注意です。

あと、メリットとして、減量が不要ということです。

5㎎から開始しますが、最高の20㎎まで増量可能です。


つぎにトラムセットですが、

これは配合錠で、トラマール37.5㎎+アセトアミノフェン325㎎です。

禁忌となっていますが、アセトアミノフェンで禁忌になっていますが、透析患者さんでよく処方するので禁忌では臨床ではないと思います。

このトラムセットやトラマールは透析患者さんの場合50%減量が必要です。

ですから、4錠まで可能なのですが、2錠までとなっています。

新しい鎮痛剤はありますが、用量を注意しながら投与する必要があります。

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2017年7月19日 水曜日

DPP-4阻害薬とSGLT-2阻害薬の合剤

9月のDPP-4阻害薬とSGLT-2阻害薬の合剤が発売されるようです。

DPP-4阻害薬としてテネリア、

SGLT-2阻害薬としてカナグル

その名前が、「カナリア配合錠」です。

これまでDPP-4阻害薬とビグアナイドの合剤である「エクメット」がありましたが、

エクメットに引き続き組み合わせのよさそうな薬が発売になります。

基本的にはテネリアを使っているかたで、血糖が良好でない方に使用できるようです。

他のDPP-4阻害薬からの切り替えでカナリアというわけにはいかないようです。

ということはDPP-4阻害薬の初期の選択としてテネリアを使用しないと、カナリアは使えないということ???

本当にそうなのかはまだ分かりませんが、そうなると薬も限定されますね。

できればDPP-4阻害薬の選択を自由にしていただき、効果不十分でSGLT-2阻害薬が必要になったら、カナリア配合錠を使うことができればいいなあと個人的には思っています。

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2017年7月17日 月曜日

ピートルとpHの関係

ピートルは透析患者さんで使用される薬剤で、リンを低下させます。

またこの薬には鉄が多く含有されているので、鉄欠乏性貧血にも有用ですので、1つの薬剤で2つの効果が期待できます。

飲めば飲むほどよく下がり、1錠ずつ(250㎎×3回)では1.8低下し、最大の1000㎎×3回では3.8もリンが低下します。

リン吸着剤の場合、胃のpHによる影響が懸念されます。

以前から有名なのが炭酸カルシウム。

H2拮抗薬などの胃酸を抑える薬を飲むと効きが悪くなるという話。

ガスターやタケプロンなどの胃薬ですね。

キックリンやレナジェルは大丈夫そうです。

しかし、ランタンは要注意かもしれません。

ピートルは大丈夫そうです。

あくまで試験管レベルの話ですが。。。

実際はランタンもよく効いていると思います。

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2017年7月 5日 水曜日

カルニチン製剤をやめるとどうなる

透析患者のカルニチン濃度は低くなります。

理由は透析で約60%除去(分子量162、蛋白結合率が低い)されるからです。
*透析導入期のカルニチン濃度は正常という報告が多い。
*透析導入1年後からカルニチン濃度が低下することが多い。

カルニチン製剤のメリット
・筋痙攣の軽減
・貧血の改善、ESAの減量
・心肥大や心収縮力の改善
・運動機能の向上??
と言われています。

カルニチンの内服と静脈投与の比較では
エルカルチン製剤1000㎎静注週3回>内服900㎎≒静注500㎎週3回と報告されていますが、それぞれメリットデメリットは存在します。

次にテーマのカルニチン製剤(内服薬)をやめるとどうなる?ですが、

治療開始すると1-3か月後には速やかにカルニチンは増加し、特に静注製剤は著明に上昇します。

しかし、カルニチン製剤中止するとすでに1か月後では、特に遊離カルニチン濃度の低下はすごく下がります。

投与しておくと上がりっぱなしになるし、やめてしまうと数か月で欠乏してしまいます。

ではどうするか?

投与を継続し、濃度が上昇しても害はありませんのでそのままという選択肢もあります。

あとは報告例を拝見すると、週1回、あるいは隔週投与で濃度が安定すると報告されていますので、例えば初めの半年は週3回投与して、その後は週1回投与でもいいかもしれないと思っています。

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