院長の診療日記

2018年2月27日 火曜日

腎臓機能障害での身体障害手帳申請の変更

平成30年4月から腎臓機能障害の申請書の内容が一部変更になるようです。

今では内因性クレアチニンクリアランス、あるいは血清クレアチニン値の記載が必要でしたが、

最近では、慢性腎臓病の概念が浸透し、「推定GFR」が新たに入ることになりました。
(これまでは推定GFRが入っていませんでした)

血清クレアチニンは

これまで通り、

1級;8以上

3級;5-8未満

4級;3-5未満

ですが、

推定GFRは

○ eGFR(推算⽷球体濾過量)が記載されていれば、⾎清クレアチニンの異常に替えて、
eGFR(単位はml/分/1.73㎡)が10以上20未満のときは4級、10未満のときは3級と取り
扱うことも可能とする。


と記載されています。

つまり、血清クレアチニンを満たしていなくてもGFRの値で満たされるようになりました。

注意点としては

もともとは

内因性クレアチニンクリアランス10未満は1級、10-20未満は3級でしたが、

推定GFRでは、10未満では3級、10-20未満では4級となりますので、同じ値でも等級がちがうので、注意が必要です。



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2018年2月25日 日曜日

健康診断

今日は加古川駅前のウェルネージ加古川で検診に行ってきました。

1年に1回の健診でした。

私は一般的な項目で胃カメラや腹部エコーは受けていませんが、

相変わらずのスムーズな流れに驚きます。

血圧や視力検査などすべての検査がデータが出た瞬間、データ一覧の出力されます。

手書きが一切なく、データ保存できますので、待ち時間もなく、検査が終わったらすぐに違う場所に移動して、あっという間に終わった感じです。

健診センターだけあって、無駄がない流れに感服します。

いつか胃カメラもしないといけないなあと思いつつ、やるとしたら日曜日?

便潜血が異常となれば大腸検査ですが、下剤の前処置もあるので、開業医の先生方は何時受けておられるのでしょう?

日曜日に内視鏡できる病院があるのでしょうかね。

胃カメラはありますが、大腸カメラはあるのかなあ。。

皆さん1年に1回は健診を受けてください。

ウェルネージ加古川での検診はおすすめですよ

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2018年2月23日 金曜日

アトーゼット

今回は、コレステロールの薬のお話。

コレステロールの薬で有名なスタチン系と、食事のコレステロールの吸収を抑える薬が一緒になった薬剤(合剤)が発売されました。

その名前がアトーゼット:

具体的にはスタチン系:アトルバスタチン+ゼチーア(エゼチミブ)の合剤です。

コレステロールの合成と吸収を抑える薬なのでかなり効果は期待されます。

効果も1か月以内に速やかに低下し、コレステロール目標値達成率も高いと報告されています。

慢性腎臓病の方では心血管イベントを抑えるために、LDLを120未満に下げる必要があります。

基本的にはスタチンだけで低下することは多いですが、中には下がりづらい患者さんもいらっしゃいます。

その時に、登場するのがこのアトーゼットになると思います。

2剤型あって、

アトーゼットLD=アトルバスタチン10㎎+ゼチーア10㎎

アトーゼットHD=アトルバスタチン20㎎+ゼチーア10㎎

となります。

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2018年2月21日 水曜日

かぜで頭痛の方に

インフルエンザを始め風邪の方は本当に多いですね。

そのなかでも、頭痛がある風はつらいと思います。

そのような風邪の方で、頭痛やめまいと寒気がある方に、

「川芎茶調散」を処方します。

頭痛の風邪を治す漢方なので弱って頭痛がするとか、冷えて頭痛がするとかの一般的な頭痛には効果がありません。

風邪薬ですが、麻黄や葛根は入っておらず、川芎を中心とした頭痛を治す生薬がたっぷりとはいっています。

ただ、急な発熱で、悪寒、頭痛があり、発汗もしていないような急病の風に対しては、まず葛根湯を使います。

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2018年2月14日 水曜日

透析患者さんと尿酸の薬

透析患者さんでは透析前の尿酸値が低いのはよくないといわれています。

透析前で9未満が予後がいいという報告もあります。

今回、日本の報告ですが、透析患者さんに尿酸のお薬(XOR阻害薬)を投与した報告がありました。

確かに、尿酸値が低い人の方が予後が悪いという結果でした。

しかし、尿酸の薬を飲んでいる方は尿酸値の高い、低いに関係なく、生命予後や高血圧の発症予防に有効であったと報告されています。

結論としては透析患者さんでは積極的に尿酸値を減少させるということよりも、XOR阻害薬でXORという尿酸を産生する酵素を阻害することが重要かもしれません。

XORを阻害することで酸化ストレスを抑制し、血管機能を高めるといわれているので、生命予後や高血圧の新規発症予防に有効であったと考えられています。

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