院長の診療日記

2018年12月12日 水曜日

自分なりの問題点抽出と改善方法

毎日仕事をしていると、いろいろあります。

仕事がスムーズにいくこともあれば、忙しいけど充実していない日、今日忙しかったけど何をしていたんかなぁという日、追われて終わり切れない日、あと色々とトラブルやミスが多いなど色々とあると思います。

これは誰も一緒だと思います。

私はトラブルや悩みがあったときやもやもやしているときに、仕事始めや仕事終わりに使用済みのA4用紙の裏側に、今の問題点や今の悩んでることを羅列し、バーッと自分の心情を吐露するようにしています。

すごく汚くて人さまがわからないくらいの乱筆だと思いますが。

でも、不思議なことに、書いているうちによく思うことがあります。

頭でもやもやと考えている以上のことを書くことがあり、自分が思っている以上に問題点を多く見つけ出し、整理できることがあります。

それとともに、書いているうちに気持ちがもやもやが薄れ、時に消えることもあります。

問題点が見えてくることにより、解決方法や自分自身の気持ちを整理できることも経験します。

あくまで、私のストレス解消法でもあり、問題解決する方法の1つですが。

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2018年12月11日 火曜日

冬季の高血圧

12月から2月にかけて、この寒い時期は血圧が上昇すると言われています。

特に朝が高いモーニングサージと言われる早朝の血圧上昇が問題だと言われています。

また、食塩摂取量が多くなるので、それに伴う血圧上昇が問題とされています。

高血圧が持続すると心臓病や脳梗塞など血管病など起こりやすくなり、看過することができません。

日本人の43,00万人が高血圧と言われ、そのうち治療している人は50~60%と言われています。

しっかりとコントロールされている方は治療されている方の30~40%程度と言われており、治療されている方の中でもコントロールがしっかりできているとは言えない状況です。

冬になってくると、血圧が夏より高くなっておりますので降圧剤の配合錠を処方することがあります。

ARBとCa拮抗薬を処方することが多いと思われます。

最近ではこの配合錠も後発品が多く発売されており、先発品の処方することが減ってきたように思います。

ARBの先発品も武田薬品のアジルバだけとなってしまいました。

ARB最盛期だったころを考えると考えられない状況です。

血圧に関しては、上記のとおりしっかりとコントロールをできている方が多いとは言えない状況であり、配合錠を含めた適切な降圧剤を使い、しっかりとコントロールしていきたいと思います

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2018年12月 7日 金曜日

インシデントレポートを通して感じること

医療機関に限りませんが、人が働いている以上、何らかのエラーやミスがあります。

その時に、再発予防を講じるために、医療機関ではインシデントレポートを記載します。

インシデントレポートというとすごく否定的で、反省文的な要素に感じる方もいるかもしれません。

「これはインシデントではない。」と拒否する人もひょっとしたらいるかもしれません。

プライドを傷つけられる人もいるかもしません。

でも、それって正しいでしょうか?

人間は感情があるのでミスをした時には、「迷惑をかけた、悔しい、情けない、腹が立つ、恥ずかしい」などいろんな思いが噴出するかもしれません。

人間性が出てしまうときもあります。

しかし、個人的な感情を理由にインシデントレポートを拒否するというのはとんでもないことなのです。

インシデントレポートはあくまで重大な事故を未然に防ぐためのものなので、当院では些細なミス、エラーでも書くことが当然となっています。

ですので、そこには恥ずかしさはありません。 レポートには他人でもわかるように状況をきちんと記載し、自分で考え得る要因を書いていきます。

対策を立てる必要もあるでしょう。

個人的な対策、組織としての対策など。

私も個人としてミスすることはあり、レポートを記載しますが、自分なりにルーティンを増やすとか、工夫するとか試行錯誤しています。

組織としては医療安全委員会が対策を講じ、みんなで実行していく。

エラーがあれば、また対策を講じ、実行する。

インシデントレポートで大切なことは

・反省を強要しないこと(自省は必要)

・ものを見て、人を見ない(つまり、人を見て判断せずに事象で判断する)

この人はミスを繰り返しているからもっと書かなあかん。

この文章上では反省が感じられない。

また、院長だから書かなくていいというものではありません。

インシデントレポートは感情的なものではなく、冷静に状況を振り返り、要因を考え、対策を講じる。

これが大切なのです。

指摘するのであれば、「レポートを他人が見て理解できない場合」です。

あとは、アドバイスでしょうか。

色んなインシデントがありますが、インシデントに対して話し合いを講じ、それを実行した時は、また新たなチームワークができると実感しています。

インシデントというネガティブな要素を成長に変える瞬間、信頼関係の向上を垣間見ることがあります。

組織は互いに考えることでチームワークが生まれます。

そこに個人的な攻撃や愚痴は全く不要で、負の要素となるでしょう。

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2018年12月 6日 木曜日

DPP-4阻害薬(糖尿病の薬)について

現在DPP-4阻害薬で上市されているのは8種類です。

腎臓病や透析患者さんで使いやすい薬としては、デイリーのテネリアとトラゼンタ、ウィークリーとしてはマリゼブがあります。

食事摂取で血糖値が上昇すると、小腸からグルコース依存性インスリン分泌刺激ペプチドであるGIPや、グルカゴン様ペプチドであるGLP-1が分泌され、インスリンが分泌します。

インスリンが分泌されることにより血糖値が下がります。

DPP-4はこのGLPとGLP-1の働きを弱めます。

ですので、DPP-4阻害剤というのはGLPやGLP-1の働きを維持してくれるので、インスリンの分泌を増やしてくれます。

副作用としては低血糖があり、注意する点としては腸閉塞やお腹の手術をしたことがある方はお腹の張りや痛みを訴えることがあるので注意が必要です。

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2018年12月 5日 水曜日

夏の自然災害

今年は西日本で発生した地震以外の災害として、西日本豪雨があります。

1級河川である加古川も氾濫危険水域に達し、避難勧告が出され、街の様子が一変したことは記憶に新しいと思います。

その際、避難所の開設は行われ、一部の市民の方は避難されたと伺っております。

医療に関しては休診が必要とした医療機関もありますが、医療の継続性という点に関してはほとんど影響がなかったといえます。

しかし、この1級河川が氾濫したら、医療の継続はあっという間に崩れてしまうことは間違いありません。

薬を含めた医療資源の確保、医療スタッフの確保。

本来であれば、受付をし、保険証などからの本人の確認、その後診療し、支払いをしていただき、薬局に行っていただくというこの当たり前の流れが崩壊します。

保険証や、薬手帳が水没したなど患者様の被害により、普段やっている確認事項すら、不確実なものとなり混乱を招く事は容易に考えられます。

さらに透析に関しても水や電気などのライフラインが止まってしまうと透析ができないという大きな問題が生じます。

幸い、当地では自然災害はこの時期は少なくなります。

この災害が少ない秋から春の時にしっかりと来年度の災害対策を講じておきたいと思います

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