院長の診療日記

2019年2月 6日 水曜日

インフルエンザ時の異常行動

インフルエンザの患者さんでは、

抗インフルエンザ薬の服用や種類にかかわらず、異常行動について注意喚起されています。

①就学以降の小児や未成年の男性に多い

②発熱から2日以内に発現することが多い

特に転落には要注意とされています。

上記①②を記しましたが、2日以内というのは少なくともということになりますし、性別も女性にも報告があるのでいずれにしろ注意が必要です。

加古川市も週報では定点当たり55.43人となっています。

99%がA型となっています。

はじめは「インフルエンザに罹った。どうしよう」

となっていますが、流行するにつれて

「やっぱり、インフルエンザか」となります。

流行前に罹患しても、流行中に罹患しても、インフルエンザには変わりありません。

異常行動の可能性について、ぜひとも頭には入れておいてほしいと思います。

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2019年2月 1日 金曜日

開院6周年

6年目というのは節目とはいいがたいですが、今日は開院して6年の日。

感慨深い気分にはなれず、相変わらず業務に追われる日でしたが、患者様からもお祝いを頂くと本当にうれしくなります。



約5000人の患者様にもお会いし、6年間ずっとお付き合いしている患者様もいらっしゃいます。

不慣れな開業医も徐々に慣れてきているところもあります。

とはいえ、まだまだ6年。

世間は会社も含め創業50年、100年など長期間維持している会社もいます。

50年、100年はさすがに見渡せませんが、5年先は意識した経営と日々を大切にした診療は継続したいと考えています。

スタッフにも恵まれ、本当に熱しでまじめなスタッフで、笑いもわかる明るいスタッフに恵まれたのは幸せですね。

1日1日を確実にやっていくことの大切さを日々感じています。

これからも実直に診療所の運営、地域医療、社会貢献を意識して精進していこうと思います。

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2019年1月30日 水曜日

AIと介護審査会

「介護認定審査会がAIに代わる日」という長尾先生の論文を読んで。

介護審査会はケアマネさんなど調査員が100以上もある項目を調査し、コンピュータをもとに、主治医意見書を反映させ修正を加え資料が作られます。

コンピューターの介護度と我々、医療や介護の現場の職員が審査会を行いマニュアル的に総合判断することを二次判定といいます。

現在、個人情報の観点から、介護審査会で使用された資料はPC上に残っているかもしれませんが、それをもとにビックデータとして活用されるには至っていません。

コンピューターによる一次判定の資料や二次判定の資料等審査結果を集計することにより、AIによる審査も可能になるかもしれません。

介護審査会には多額の費用と時間がかかります。

人間の介護度を審査するためには人間の判定が必要とは思いますが、一方で今後の人材不足も懸念されます。

私もメンバーをしていますが、介護審査会の準備と言うのは資料を読むだけでかなりの時間を要します。

介護審査会委員のなり手も少なく、審査委員の選出に苦慮する話もよく聞きます。

介護審査会では毎回30-40例の審査を行いますが、コンピューターと審査員メンバーの全員が一致する事例がたくさんあります。

誰が読んでも100%同じ介護度の出るような症例に関しては介護審査会を通さなくても良いなど削減できるものはあると思います。

AIを活用することによりある程度のパターンが判別でき、場合によってはより確実で安心感を得ることができる結果が得られるかもしれません。

内科診断学もAIに代わる日が来るかもしれないとも言われています。

どの時代にも人の判断は必要で、それを否定するつもりはさらさらありませんが、時代は変わってきています。

長尾先生も書いていましたが、AIに任せるところは任せて、人間にしかできないことをやっていくと言う意見には非常に賛同を覚えます。

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2019年1月28日 月曜日

第41回播磨町ロードレース

 第41回播磨町ロードレースが行われ、救護班として参加してきました。

雪は降っていないものの、本当に寒かったですよ。

播磨町のレースは、子供中心の大会で、小学校1年から各1回ずつ6年生まで分かれており、ファミリーコース、一般3キロメートルと比較的短いコースでしたが、多くのコースが設定されており、非常に参加しやすい大会だと思われます。

播磨町だけではなく、加古川市、高砂市、姫路市などたくさんの子供たちが参加していました。

子供たち中心のマラソン大会としてこれから発展してほしいと思います。

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2019年1月27日 日曜日

インフルエンザ予防的投与に対して思うこと

病院や施設での集団感染への対策としての抗インフルエンザ薬の予防的投与が注目されています。

患者様、施設の利用者様の健康維持を考えると予防的投与は必要になります。

もう一方で病院や施設側からしても医療安全対策という点でも予防的投与は非常に有意義です。

この2点、双方のことを考えると予防的投与はするべきと考えます。

懸念材料も2点あります。

1点目は副作用の問題。

予防的投与はタミフル(後発品の場合はオセタミビル)、リレンザ吸入薬となります。

吸入の方が副作用としては少ないですが、特に施設の患者様では吸入が困難な場合もあります。

タミフル、オセルタミビルに関しては胃腸障害を中心とした副作用があります。

この副作用のことも考えると抗インフルエンザ薬投与の際には同意書が必要になってくると思います。

病院やクリニックの医療施設に関しては医師が常駐していますので対応しやすく、話も進みやすいですが、介護施設では医師が嘱託医となっていますので、副作用の出現の懸念はなお一層高くなると思います。

もう一点は費用負担の件。予防的投与はだれが負担するのか?

一般的には、予防的投与の基準を満たす方ではタミフル、オセルタミビル、リレンザの処方は可能です。

しかし、保険適応ではないため、1患者さん当たり3000-5000円くらいの負担が必要とされています。

これを患者様や利用者様が負担していただけるのか?

発生の時期が増えると2回、3回となってきます。その分、費用負担も倍増してきます。

それでは病院や施設側が負担するのか?という話にもなっています。

50人の施設であれば15-25万円相当の負担がかかります。

これも回数が増えれば負担額が増えます。

いずれにしろ保険適応ではないので、安全性と費用負担の問題が発生します。

おそらくは予防薬に関しては「治療」ではないので、保険適応にはならないでしょう。

ではどうするか?各施設にゆだねるということになります。

病院にしろ、施設にしろ、患者さん自ら発生したというより持ち込みで感染した可能性もあります。

それを自分たちの責任とすると、面会禁止となります(ただし、スタッフへのインフルエンザ対策は万全にしておく必要はあります)。

そんなことはそうそうできません。

インフルエンザ発生したのは誰かのせいだと誰かを責めたとしても何の解決にもなりません。

冬はインフルエンザが流行します。

これを完全に予防することは不可能です。

これだけ猛威を振るっていて、自分たちの施設だけ何もないということは少ないと考える必要があります。

感染が発生して当然なのです。

ですから、発生に対して騒ぐ必要はありません。

流行するということを当然とした対策を講じておく必要があると思います。

安全性を考えるのであれば処方方法、同意の方法を考えておく必要があります。

負担を考えるのであれば、予防的投与として医師の処方+薬局での患者様や利用者様が購入にするのか、施設側負担にするのか?

1年1年、対策を講じ、必要に応じて修正を加えながら、対策を明確にしていかなければならないと思います。

インフルエンザ感染は時期が過ぎれば落ち着きます。

しかし、これを機に対策を明確化する必要はあるという印象を持ちました。

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