院長の診療日記

2019年5月23日 木曜日

夜間急病センターの状況

加古川夜間急病センターの会議がありました。

主には平成30年度の報告を中心とした会議でした。

昨年は合計の利用者が10687人で、おおよそ毎年同じような患者数でした。

しかし、昨年度はインフルエンザが猛威をふるったので、12月と1月は1か月で夜間のみで1000人以上とかなりの流行が夜間でもあったことがわかります。

夜間急病センターは内科と小児科が大体半分ずつくらいの割合で受診されていますが、5歳未満が25%くらいと年齢で区切るとやはり小さなお子様が受診されています。

また救急搬送は1歳未満の方が比較的多く後方病院に搬送されていました。

夜間急病センターは原則1日しか処方できませんので、翌日には近くの医療機関を受診し掛ければなりませんが、夜間で困ったときには非常に助かる存在だと思います。

再来年度には夜間だけではなく、休日と夜間の定点として規模が拡大されます。

そのメンバーでもあるので、いろんな会議を経て、話を繰り返しながら、1次救急の拠点として役目を果たせるよう努めていきたいと思っています。

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2019年5月22日 水曜日

ミネフロ®(新しい降圧剤)

新しい降圧剤が発売になります。

ミネラルコルチコイド受容体(MR)を抑える薬です。

MRが活発になると塩分の再吸収により体液が増加し、血圧が上昇します。

それ以外にも、肥満、心肥大、血管内皮障害、交感神経活性化など様々な悪影響を及ぼします。

ミネフロ®はMRと結合して、ナトリウムの再吸収を抑制し血圧を下げてくれます。

単剤でも12週後に-16、28週後に-19.52週後に-23.7と1年かけて徐々に血圧が低下するといわれています。

効果は期待できそうですね。

ただし、中等度以上の腎障害に方には使用できません。

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2019年5月21日 火曜日

看護師長による認知症のレクチャー

勤務終了後に、看護師長から「認知症の方への対応」についてのレクチャーがありました。



残念ながら私は参加できなかったのですが、事前に作成していたスライドを見ていました。

スライドの最後には認知症の人に行ってはいけない言葉、タブーが示されていました。

・否定しない
・叱らない
・適当にあしらわない
・目線を合わせない
・相手の尊厳を傷つけない

これは、日常生活で、人と接するときは当然の心構えだと思います。

意識せずに行えていることかもしれません。

人を傷つけないなんて特に人権にかかわることなのでそうですよね。

それが認知症の方への対応となると、これらがしらずしらずおろそかになっていってしまうのだと痛感しました。

相手は認知症だからどうせわかっていないだろう、忘れるだろうなど。

認知症の方だからこそ、意識して人権というものを考えなければいけないと教えられた気になります。

認知症になったとしても人は人。 みんな一生懸命考えて生きているのだと思います。

その悩みに日常に中で付き合っていくのは本当に大変なことだと思いますし、きれいごとでは生活できないと思いますし、当事者になってみないとわからないことは多々あると思います。

しかし、少なくとも医療人はこの5つは頭に入れておくべきことだと思いました。


看護師長の講義はすごくわかりやすくて評判です。

いつも自発的に企画してくれて、みんなをいい感じで巻き込んでくれるので非常にうれしく思っています。

非常に意識の高い看護師長で助かっています。

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2019年5月21日 火曜日

自治体の防災アプリ

加古川市では

「かこがわ防災アプリ」があります。

登録している地点や現時点で緊急情報が発令されると住所ごとに通知されます。

さらに一人暮らしの高齢者に通知された場合、家族にもメールで知らせることができる機能もあり安否確認もできる優れものだと思います。

神戸市では「KOBEそなえとう」と方言交じりのアプリがあります。

これは指定避難所までのルート検索ができるということで、いざというときに非常に役に立つアプリだと思います。

このように各自治体それぞれの地域とニーズに合わせた防災アプリが登場してきています。

防災だけではなく、救急関係なども含まれているのでご覧になられたらいかがでしょうか?

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2019年5月18日 土曜日

コンフォートゾーンと生活指導

コンフォートゾーンとは快適空間のことです。

これは誰もが自分の中で持っているものです。

プライベートの時間に限らず、仕事中でもどこかで自分の中での快適空間、やりやすい環境はあると思います。

安定した過ごしやすい空間といえるでしょう。

ただ、主にはプライベートで使用されると思います。

今回このコンフォートゾーンと治療について考えてみたいと思います。

内科の治療は大きく分けて、薬剤治療と生活指導。 薬物治療は内服薬が中心で、医師が処方し、提供するもの。

これはコンフォートゾーンにはあまり影響しません。

薬はもともと自分の生活にはないものなので、ゾーンを犯すというほどではないでしょう。

しかし、生活指導はどうか?

指導するということは「変化」が必要ということ。

しかも、生活の一部を変化させるということはコンフォートゾーンに影響を及ぼします。

塩分制限、お菓子の制限、散歩など。

普段、それらをしないで、自分の中でのゾーンを形成している中に、「指導の内容」を受け入れることができるか?

それは、患者さんにとって相当な改善する気持ちと決意と覚悟が必要になると思います。

私も含め、誰もが持っているコンフォートゾーン。

指導をあきらめるというのではなく、このゾーンを意識していかないと、患者さんには治療側の思いが届きにくいかもしれません。

コンプライアンスからアドヒアランスという言葉に変化してきました。

患者さんが納得しながら受けていく治療が求められている時代です。

患者さんが実行する、しないは最終的には自己判断になってきますが、我々医療者は患者さんの背景や思いをくみ取りながら指導していかなければならないと思っています。

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