院長の診療日記

2018年11月24日 土曜日

PTHに関する新しい知見(透析)

PTH値が高いと、白色脂肪細胞から褐色脂肪細胞に転換されると最近言われています。

この褐色脂肪細胞は、熱を発生することによって、エネルギー消費を更新させてカヘキシーと言われるやせを引き起こす原因にもなります。

痩せると筋肉はもちろん脂肪も痩せてしまい体力を減退させます。

透析学会でインタクトPTH目標値は60-240と定められています。

生命予後の観点からも上記を目標にするべきです。

ただ、今回に関しては、栄養面とPTHの関与について報告されており、生命予後とPTHとの因果関係の一因となりそうですね。

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2018年11月22日 木曜日

インフルエンザワクチンの状況

インフルエンザの供給が追い付きません。

10月は十分にあった在庫も、底をつきました。

11月中旬まではかかりつけの患者様に対して、当日でも対応できていましたが、在庫の確保ができず困っている状態です。

ワクチン数は確保していたにもかかわらず、在庫切れ。

完全に生産が追い付いていませんね。

今年は全体的には十分量が確保されている、あるいは少し少な目という話ですが、あくまでそれはワクチン接種シーズンを通しての話。

需要が多くなれば、供給が追いつかない時期があるのは予想されるでしょう。

「そしたら早めに多く作ってほしい」という要望を出したのですが、予想株がわかってから生産しているので、生産量が追い付かない時期がどうしても出てくるという話です。

また、初期の生産スピードが遅かった話も。

「これからは、早めに多めに納入しよう」という単純な発想も思い浮かびましたが、卸会社から全体的な配給のバランスも必要なので、当院だけ早めに多くというわけにもいかず、過去の実績を勘案し、納品しているということです。

色々と書きましたが、現状では余裕がなく、お電話頂いた方にも本当の申し訳ありませんが、入荷の日程がつかず、数週間後になりそうです。

すでにご予約されている方に関しては接種可能ですのでご安心ください。

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2018年11月21日 水曜日

大丈夫?

事務員に 「○○会社の○○さんに電話かけて。電話番号わかる?」といったところ「大丈夫です」という返答がありました。

○○会社の○○さんは担当交代して間がないので、電話番号を知らない可能性があると思った聞いてみたという普通の会話です。

この、会話の中の「大丈夫」という言葉に、僕は安心を感じました。

「大丈夫」というよく使う言葉、

辞書では、

・あぶなげがなく安心できるさま。強くてしっかりしているさま

・まちがいがなくて確かなさま と記載されていました。

この会話では、まさしく「安心できて、確かなさま」に当てはまる「大丈夫」でした。

しかし、この「大丈夫」というのは患者様に聞くときにはどうなのか?

「体調大丈夫ですか?」 「かぜは大丈夫ですか?」 「痛みは大丈夫ですか?」 主語もなく「大丈夫ですか?」 などいろんなパターンの「大丈夫」があります。

長年医者をやっていると

ついつい「大丈夫?」と聞いてしまいます。

老人ホームで、

「大丈夫かどうかと言われても、大丈夫ということもないし、大丈夫ではないといえば、大丈夫ではない」

と言われてしまいました。

患者さんからすると正直な気持ちかもしれません。


ひょっとして、 「大丈夫」という言葉は、今回の会話のように、受け取る立場であるときは非常に安心感をもらう言葉になり得ますが、聞く立場であるときには聞き手が安心感を覚えたい言葉になるかもしれません。

聞かれた本人は実は何か言いたかったかもしれませんが、控えめな日本人はついつい「大丈夫」と言ってしまうのかもしれません。

「大丈夫」というのは確かに、安心感を与える言葉でもあります。

「大丈夫?」と聞かれて、「大丈夫」で会話が終わるわけではありません。

しかし、「大丈夫?」と聞くときには、 医療従事者にとってよくよく考えて、少なくとも主語をつけて、相手のことを見ながら使うべきだなあと改めて感じました。

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2018年11月19日 月曜日

神戸マラソン

11月17日日曜日曇りひとつない快晴で神戸マラソンを迎えました。

といっても私はランナーではなく救護班担当です。

今回の救護は和田岬。行く道中、電車の中で読書に勤しんでいましたが、ふと目を外にすると須磨浦公園が見えました。

まだ、レースは開始されていませんでしたが、多くのボランティアスタッフや給水を準備している人、和太鼓など催し物の準備されている方などたくさんの方々が見えました。

すっかり神戸マラソンの風景となっていました 。

私のいた第14救護所は28名で構成され、医師/看護師以外にもトレーナー、消防団、AED担当、ボランティアスタッフ、市役所職員などたくさんの人数でランナーの安全を守る任務を与えられました。

はじめは、トップランナー、つまり招待選手の方々の走りを初見学していました。

予想以上走っている速度が速く、おそらく、横で私がダッシュで走っていても、32キロ地点でありながら全然追いつけないスピードで走っていかれました。

それを42.195キロもの距離をあのスピードで走っている事に驚きを隠せませんでした。



トップの選手


(日本人トップの選手)



しかしその時、事件が発生しました。

なんと、海外の招待選手のうちの1人が足を引きずりながら救護所近くにやってきたのです。

近くにいたスタッフは騒然として、まずリタイヤするべきかどうかなど確認におわれました。

言葉の問題と招待選手であるという問題。

まさか、2時間9分台のランナーが...という感じです。

市民ランナーであれば、リタイヤするかどうかに関しては判断が付きやすいですが、、招待選手となると、水分補給をしていいのか、救護所によってもよいのか、こちらが手を出していいのか、失格行為にに当たらないかなどいろいろルールがありました。

選手にも迷惑をかけてはいけないので、その対応に苦労しました。

結局、そのランナーはリタイヤを選択し、救護所でしばらく休んでいただき、病院に受診していただきました。

おそらく顔には出しませんでしたが、落ち込んでおられたと思います。

外は、気温が高いせいか脱水症、吐き気、こむら返りなど多くのランナーの対応をしました。

私を含めて、初めての救護スタッフも多く、チームワークが取れるか心配でしたが、だんだんと慣れてきたせいか、声かけをしながら対応できたように思います。

トップランナーを始めてみることができた一方で、関門ギリギリアウトになった悔しそうなランナーの顔も見ました。

あと10キロメートル走りたかったのに足がいうことをきかず悔しい思いをする方など皆さんそれぞれの思いを垣間見ることができました。

救護は6時間という短い時間が短い時間でしたが、団結力も良く、対応も速やかに対応できたと思います。

僕にとっては、次は12月23日加古川マラソン救護です。

あと1ヵ月後ですが、神戸マラソンと違っておそらくめちゃくちゃ寒い1日になりそうです。

貴重な日曜日ではありましたが、貴重な経験をさせてもらいました。

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2018年11月17日 土曜日

インフルエンザワクチンと今年の流行

今年のインフルエンザはいつ頃流行ってくるのでしょうか?

11月はインフルエンザワクチンに接種の繁忙期になっています。

各卸もインフルエンザワクチンの確保に四苦八苦してるようです。

さて、今年は何型が流行するのでしょうか?

昨年は予想に反しB型が大流行した年といえます。

B型が60%以上占めた年と言うのはここ10年でも珍しい年といえます。

通常はA型のH1あるいはH3が優位に流行すると言われています。

ここ数年できますと、H1とH3が交互に流行しています。

一昨年はH3が優位に多かったので、昨年はH1が流行すると思われたのですが、予想に反するB型がかなり多い結果となりました。

いずれにしましてもインフルエンザワクチンを接種していただき、流行の情報には十分に注意していただきたいと思います。

治療に関しては、H1に対する耐性株の出現も気にはなりますね。

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