院長の診療日記

2019年3月18日 月曜日

SPPを用いたバスキュラーアクセスの管理(臨床透析)

透析雑誌である、臨床透析に論文が掲載されました。

シャント管理として、これまで足の血流の評価として使用されていた「SPP」を用いた報告です。

SPPの経過を追うことによって、シャントの血流の状態をここに把握できる有用な検査方法で、かつ簡易的に行うことができるという報告が認められました。



投稿者 きたうらクリニック | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)

2019年3月16日 土曜日

介護職員の不足の記事を見て

2025年には介護職員が34万人不足 2025年には要介護認定者が771万人となり、介護職員が34万人不足するという記事を見ました。

あと6年後のこと。

単純にあと6年で34万人の介護職員を育てることできるのか?

ちょっと無理ではないでしょうか?

加古川市の市民で26.7万人 全国の小学校の先生の数が42万人 ちなみに中学校の先生は24.7万人 警察官も29万人 加古川市市民、警察官と同様の数が介護職員になるのでしょうか?

そう考えると不可能な数字だと実感します。

60歳以上の介護職員の就労率が増加しており、社会貢献や生活のために頑張られているご高齢の方々の働き手に期待されているようです。

個人的にはAIの介護事業への参入は期待していますが、これだけ要介護数が増えてくると、まだまだAIが介護の現場で活躍するには時間がかかりそうです。

人と人との結びつきにAIを介入することも難しさもあると思います。

ただ、テクノロジーを使っていかないと医療も介護も少子高齢化や労働人口の低下をカバーできないと思います。

投稿者 きたうらクリニック | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)

2019年3月 8日 金曜日

透析患者さんの亜鉛不足

透析患者さんでは亜鉛が低いといわれています。



食事、透析での喪失が原因だといわれていますが、実際潜在性を合わせると90%以上が亜鉛不足となっています。

おおよそですが当院でも同じ傾向がありました。

最近では亜鉛補充薬としてノベルジンがあります。

亜鉛不足による味覚障害、貧血、皮膚炎、脱毛などある患者様に非常に利点があります。

投稿者 きたうらクリニック | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)

2019年3月 6日 水曜日

ポリファーマシーの問題

ポリファーマシーは薬剤が5-6種類より多く内服されていること。

高齢者においては利点よりリスクの高い場合をPIMs(潜在的不適応処方)と呼ばれてしまいます。

ポリファーマシーとPIMsが同時にあるとフレイルが進行し、転倒の危険性が高くなるとも言われています。

このPIMsの中には当然、睡眠薬はありますが、出血を助長するような抗血小板剤(複数)、心房細動に対する抗血小板剤、上部消化管出血のリスクのあるバイアスピリン、それ以外にも高血圧でよく処方するα拮抗薬は立ちくらみの恐れがあるので危険性があるといわれています。

花粉症でよく出すヒスタミン1拮抗薬も高齢者にとっては眠気で転倒するので要注意とされています。

あと、不思議にもPPIと言われる胃酸を抑制する薬も骨折の危険性が高いと報告され要注意と言われています。

ポリファーマシーはフレイルのリスクが増え、QOLを下げてしまうといわれていますが、一方で透析されている患者様では栄養を向上するためにリン吸着剤の複数の薬剤が必要になったりしてきます。

ポリファーマシーに留意し、不適切な処方を漫然をしていかないようには気をつけますが、なかなか6種類以下に抑えようと思うと合併症が多い方は逆に新たな合併症が起こりえないか心配になりますね。

投稿者 きたうらクリニック | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)

2019年2月28日 木曜日

透析患者さんとリン(蛋白摂取量の重要性)

透析患者さんではnPCRが低いと予後が良くないと統計的には言われています。

逆にnPCRが増加してくると、血清アルブミン値が高くなり、予後が向上するといわれています。

蛋白質摂取を上げればいいのか?という話になるとそうでもなく、結局のところ、総カロリー数を上げないと異化亢進してしまい、痩せてしまいます。

蛋白摂取をふやすとリンが上がるのでは?

確かにそうだと思います。

しかし、リンを制限しすぎると、総カロリー自体が減っているという報告があり、カロリー、蛋白摂取不足に陥ります。

一番いいのはたんぱく質も取れて、血清リン値が低いということですね。

しかし、タンパク質が不十分であれば、いくら血清リン値が低くても予後はよくありません。

どちらをとるかというのは難しいですが、特に高齢の患者様では栄養を重視したほうがいいでしょうね。

ただし、無機リン=タンパク質摂取増加というわけではないので押さえて方がいいでしょうね。

投稿者 きたうらクリニック | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)

カレンダー

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

月別アーカイブ

アクセス


大きな地図で見る

〒675-0012
加古川市野口町野口220-1

【診療時間】
■透析(予約制)
月・水・金…8:00~18:30
火・木・土…8:00~13:30

■内 科・腎臓内科
月~金…9:30~12:00 15:00~17:00
火・木・土…9:30~12:00

【休診日】日・祝祭日

お問い合わせ 詳しくはこちら